こんにちは
Coconfouato 佐藤です
体を温める作用がある栗
脾の働きを助けて、気を増す作用があります
栄養の吸収を促し、血の巡りを良くして、体を元気にしてくれる食材です
脾と胃を丈夫にするので、冷えが引き起こす慢性的な下痢に効果的
また腎を補う作用もあるので、筋肉や骨を強くし、体力不足、足腰のだるさ、頻尿、耳鳴りの症状を緩和します
腎の老化によって起こる、老人性の腰痛や筋肉の衰えにも効果があると言われ、おやつなどで少しずつ食べることでアンチエイジング効果が期待できます
さらに、血の巡りを活発にし、出血を止める作用があるので、鼻血や内出血の改善に適しています
ただし消化があまり良くないので、食べ過ぎには注意しましょう
可食部分はデンプン、ビタミンB1、ビタミンC、カリウムなどを含む高カロリーな食品です
成長や生殖に関係する様々な酵素の構成成分になるマンガンも含むほか、渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれています
タンニンには強い抗酸化力があり、老化防止やがん予防などに役立つため、渋皮煮等の皮を残した料理もお勧めです
栗は世界に数多くの品種がありますが、大きく分けると中国ぐり、ヨーロッパぐり、アメリカぐり、日本ぐりの4種です
日本栗は縄文時代から自生していた小粒の芝ぐりですが、現在は大粒で、甘みや香りも強い品種に改良されたものが流通しています
豆知識
ゆでぐりの作り方
半日程度水につけたら、沸騰した湯に適量(水に対し1%)の塩を入れて、約50分茹でる
粗熱が取れるまで放置してから、皮をむく
マンガン
骨や皮膚を生成する働きがある
ミネラルの一種であるマンガンは、3大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質の代謝を促す成分で、体内では骨や肝臓、膵臓、腎臓などに含まれています
マンガンが不足すると、骨がもろくなったり、生殖機能、肌の代謝などにも影響が出ると言われています
大量に食べると消化不良に
消化しにくいため、食べる量は1日10個程度に留めます
栗のデータ
五味 甘
五性 温
帰経 脾・胃・腎
体質 気虚・陽虚・血虚・お血
英名 Chestnut
和名・別名 栗
エネルギー(100g) 164kcal
糖質量(100g) 32.7g
食品成分表(可食部100gあたり)
タンパク質 2.8g
脂質 0.5g
炭水化物 36.9g
無機質
カルシウム 23mg
鉄 0.8mg
ビタミン
A β-カロテン当量 37μg
B1 0.21mg
B2 0.07mg
C 33mg
効果アップの組み合わせ
体力回復に
栗+米
栗ご飯にします
栗も米も栄養を全身に巡らせる脾の働きを助ける作用があるので、相乗効果で体力回復効果が高まります
老化防止に
栗+豚肉
栗と豚肉を、酒と塩で味付けして煮込みます
栗も豚肉も老化と関係の深い腎の働きを助ける食材です
豚肉は赤身肉を使い、骨付き肉だとさらに効果が高くなります
冷えが原因の下痢に
栗+餅米
栗ともち米には、お腹の冷えを改善し、下痢を止める作用があります
体の冷えや慢性的な下痢で悩んでいる人に良い組み合わせです
甘栗のおこわ
材料(2人分)
もち米 1合
むき甘栗 50g
黒いりごま 少々
〈A〉
水 130cc
酒 大さじ1
塩 小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
1、もち米はとぎ汁を吸わないように手早く研ぎ、ざるにあげて水を切る
2、内側に〈A〉を入れてよく混ぜ、もち米を加える
3、甘栗を加えて普通に炊き、炊きあがったらそのまま15分ほど蒸す。器に盛り、黒いりごまをかける
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