覚悟と希望 | ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

2014年3月末。緊急入院した旦那。結果は腸閉塞。下行結腸に大きくて深いガンがあることが判明。確認できているのは左肺の転移病巣…大腸がんステージⅣと宣告されました。


大変ご無沙汰しております。みなさんのブログは時々読ませてもらっていましたが、日々の生活に追われ、更新が滞っておりました^^;



ご報告が大変遅くなりましたが、主人は今、化学療法をお休みし、経過観察で過ごしています。
肺の転移巣手術後から続けていたゼローダ単独内服。8回実施後、大腸ファイバー、造影CTを受けたんですが。画像上転移・再発なるものは見当たらずということで、今後どうするかという話し合いの診察が3月中旬。。



主治医としては、このまま化学療法を続けないと不安…というなら続けるもよし。しばらく休んで様子をみたいというならそれもよし。といった見解。
ゼローダ単独内服とはいえ、回を重ねるごとに様々な副作用がひどくなってきていた時期でした。
手の爪が軽い負荷でボキッともげ落ちたり。骨髄抑制も戻りが悪くなってきたというか…。吐気は自制内であるものの、何となくぱっとしない感じというか。
私としては、しばらく薬は休んでほしい。。これが本音でした。
でも、主人がどうしたいか。本人の選ぶ道、これが大前提。どうするのかなぁ…とすごく気になっていましたが。主人はここで一旦化学療法をお休みすることを選択しました。



診察中、主治医がこのまま化学療法を続けることで、体力や免疫力がメキメキあがっていくことは考えにくい。逆に体力も免疫力も落ちていく可能性のほうが高い。
今後、目に見える腫瘍が見つかった時に、闘える身体で無くなっていたら元も子もない。



こういった化学療法への考え方も医師によって様々なんだろうと思う。私たちももちろん、これでガン治療が終わったなんて微塵も思っていない。
主治医はいずれやってくるであろう再発・転移に備えて、こんな提案をしてくださったのだと思いました。いや、もちろん、このまま何もないことを願っているし、諦めてるわけではないんです。あくまでも「覚悟」もしておきつつ「希望」も持ちたい。表現するのが難しいけど、そんな感じですね(^o^)



化学療法をお休みすることを決めた主人に主治医は、再発に怯えてばかりの時間はもったいない。そうなった時にまた考えていきましょうと。暖かく声をかけてくださいました。



そんな主治医ともこの日の診察でお別れ。
この1年の感謝の気持ちを伝えました。
次の診察は6月なので、その時に新しい主治医とご対面となる予定です。どんな先生かなぁ。