目に見えないガン | ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

2014年3月末。緊急入院した旦那。結果は腸閉塞。下行結腸に大きくて深いガンがあることが判明。確認できているのは左肺の転移病巣…大腸がんステージⅣと宣告されました。


明日は、術後初めての診察ですと。
意気込んでおきながら、気がつくとあれから数日経っている次第。


7日の日の診察では、術中の話や、これからのざっくりとした流れについて説明を受けました。


術前(3月下旬)に撮影した造影CTには、肺に1ヶ所転移巣らしきがあると説明を受けました。これは今のところ胸腔鏡で切除できるサイズ、場所だそうです。



ただ、ここを切ったところで「目に見えていないがん」は全身に散りばめられている可能性が高い…と。そうなると、今、CT上で確認できる肺の転移巣を切除したとしても、しばらくしたら、どこかの臓器で「目に見えるがん」として確認することになる可能性が高い…と。



それを踏まえたうえで、
A:今すぐに肺を外科的に処置する
B:しばらく抗がん剤を使ってみて、広がり方等の様子を見た後に、1ヵ所で留まっているようだったら、外科的に処置する
C:いずれにしても外科的な処置はしない


大まかにこれら3つの方法の選択肢を提示していただきました。




最終的に決めるのは患者本人だが、Bをすることによって、まずは目に見えないガンを叩いておいて、肺や多臓器の様子をみていくのがいいのでは?と先生はアドバイスしてくださいました。



旦那さんも、Bの方法に納得したようでした。私もBの方法が妥当ではないかと。そう思いました。
その上、最初の造影CTから2ヶ月弱経っているわけで。最新の体の様子を確認する為にということで7日に造影CT。9日にPET-CTとなりました。


で、この検査の結果を踏まえて、明後日に詳しい話をしていただけるようです。




Bの方法を選択すると仮定すれば、今週末から初めての抗がん剤治療が始まります。どの治療法になるのかはいくつか選択肢があるようですが。旦那さんは何でもいいから早く始めたい!とやや焦り気味(^_^;)






こういう言い方は変かもしれませんが、
こうなってしまったからには、
私は旦那さん自身が納得した治療を受けてくれればそれでいい!そんなふうに思っています。


今回は、旦那さんも先生も私もBがいいのでは?と思ったけれど。
例えばみんながバラバラの意見だったとしても、旦那さんが納得する方法を選んでほしい。



ABCと三つの選択肢のどれを選ぼうとも、旦那さんが選んだ道を一緒に歩きたいと願っています。