こんにちは。宮里真弓です。


昨年の記事です。この記事を読みました。と、3人の方から、メッセージをいただきました。


ご自分の想いを、振り返るきっかけになったそうです。


再投稿させていただきます。

 

⚫︎ 「母」も一人の女性だという事を、忘れていませんか?

 

今日、私の母は、77歳になりました。


【子供時代の家族構成】

3つ年上の兄は

学校でも人気者で

親からの信頼も

幼いころからありましたし

 

妹は

9歳も離れているので

私にとっては

まるで娘のよう(笑)

 

 

父は

小さな鉄工所を継ぎ

大きな工場に育てた人

あ、その後バブル後散々でしたけど

 

 

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父は気持ちが家族ではなく

自分の遊びと

仕事で一杯に

なっていたんですね

きっと

 

 

母は

寂しかったと

思います

 

 

泣きながら

母の母(私の祖母ですね)に

電話をしている姿を

たびたび見ていました

 

 

そして

不安定な気持ちを

ぶつけられる相手が

 

 

母親の機嫌が

私の1日を決めていました

小学生高学年の頃~大人になるまで続く

 

 

 

ぶつけられる言葉から

私の中に

「私はダメな子」

「センスのない子」

「気が利かない子」

「暗い子」

「不器用な子」

が作り上げられていきます

 

 

何をしても

叱られ

文句

ダメ出し

 

 

それが

教育というよりは・・

それもあったかもですが

感情からの方が

たぶん多かった

 

 

これって

子どもの自尊心を

ことごとく

つぶしますよね

 

 

自分で「選択する」

ということが

できなくなります

 

 

母の目を気にして

考える

どうしたら

母もいいねと

言ってくれるんだろう

 

 

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兄には母からの

仕打ちがなかった

 

 

兄は

それをされるエネルギーでは

なかった

それを設定していなかった

受け止めなかった

 

 

私は

すっかり

それを設定し

受け止めていた

母と波長を

合わせていた

 

 

これが違いですね

今思えばですよ

 

 

子どものころは 

そんなことは

わからなかった

 

 

「設定」で片付けられない場合も

もちろん多いですので

あくまで

うちの場合はと

捉えてくださいませ

 

 

 

 

 

母と私の縁は深いのです

 

 

私は

母の気持ちが

わかっていた

 

 

けど

私はそこから

目をそらすしか

できなかった

 

 

何もできない自分

何をどうすればいいか

わからなかった自分

 

 

けど

母のそばからは

離れなかった

離れられなかった

 

 

その後 

中学一年の秋

数ヶ月だけ

母と家を出たんです

 

 

母一人では

心配だったから

ついて行きました

 

 

でも

私が高熱を出して

学校から家に帰らされ

母もそのうち

家に戻る事になるんですけどね

 

 

「母をしあわせにしたかった」

 

 

 

 

 

 

母は言うんです

「子供なんて

産むもんじゃない」

「子供の世話だけしたって

何にもならない」

「自分の悪いところが

遺伝するのが嫌だ」

3人も産んでいますが(笑)

 

 

本当に

がんばってきた母

 

 

同じ状況になったら

私だって

同じようになっていた

かもしれません

 

 

68歳くらいの時

母を病院に

連れて行ったときのこと

母が自分の

年齢を書くとき

 

 

「だいたい70歳」

と書いた母(笑)

 おいおい‥ちゃんと私が書き換えましたよ〜

 

いまだに

感情が不安定な部分は

ありますけど

基本可愛らしい人です

 

 

「母親」としては

いまいちだったかもしれない

決して

褒められるものでもない

 

 

「母」という肩書はあるけど

「かつこさん」というただ一人の女性

 

 

いまは

そんな母を

かつこさんを

認め

愛しています

 

 

元気な77歳

おめでとう!

 

 

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離れたところに住んでいるから

言えることかもしれませんが(笑)

うん。そうかも

 

 

当時

「かつこさん」は

自分にダメ出しを

たくさんしていたはずです

 

 

娘に言っていた言葉

そのまま全て

自分に言っていた言葉

 

 

その言葉を浴びて

傷ついた娘の姿を見て

更に辛かったと思います

 

 

でもやめられず

更に傷つく

 

 

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あの頃

「かつこさん」に

寄り添ってくれる人がいたら

分かってくれる人がいたら

 

 

大分人生が変わっていたと

感じています

 

 

いま

あの頃の母に

逢えたら

私はなんて声をかけようか

 

 

娘としてではなく

1人の人として

 

 

自分らしく生きていきたいよね

自分をもっと大切にしていいよ

 

 

明日

母に会いに行きます

 

美味しいお菓子を持って

とびっきりの笑顔でね♡

 


↓こちらの記事でご紹介した

過去の感情と向き合う経験があって

穏やかに

昔のことが見れるようになりました