母の骨折もあり、今回は私の実家へ帰省することに。

 

母「そういえば、ばあさんを火葬した後な~んも残ってなかったわ。」

確かに。母と同じく骨粗鬆症が酷かった様子。

 

ひいばあさんもボケて、ばあさんもボケてたから

私もボケるわ...早く遺影の用意しとかんと!

と言い出した母。

 

生前の祖母に『遺影は早めに用意した方が良い』と助言したらしいが

フンと鼻で笑われその内ボケてしまい結局用意できず、

「ピンボケしてどこ見てるかよう分からん写真が遺影になってしもうてw」

と鼻で笑い返していた。

 

母「でもじいさんの遺影は傑作やったwあれは大笑いしたわwww」

祖父は何故か弾けもしないバイオリンをさも弾いているかのように構えたものだった。

100歳まで生きて銀杯を貰うと言っていたが

95歳で亡くなったのでもらえなかった。

...じいさん、あれ銀メッキになるらしいよ。貰えなくても良かったんじゃない?

 

母は、じいさんのほうがぼ~っとしてたから

こりゃボケるなと思ってたけど、最期までしっかりしてたわw

と妙に感心していた。