しんどさしかない。 | あなたの周りにお花が降りそそぎますように…

あなたの周りにお花が降りそそぎますように…

大切な親友を亡くしました
抱えきれないほどの悲しみと喪失感です
思い出を綴っていきたいです

もう更新されることはないと思ってた、アメブロ。

でも、吐き出さずにはいられないほどのことが起きた。

しんどい。

しんどくてたまらん。

こんなに涙って出るのか。



先月、20年来の親友が空へ旅立った。


咳がひどいからって呼吸器科にかかり、病名が分かって通院を始めてから半年で逝ってしまった。

こんな早く別れが来てしまうなんて…

最後に会ったときの、友達の

「ステージはね…4だって。

末期の肺癌だって。

…私、何か悪いことした?

何で私が…」

って涙声が今も頭の中でぐるぐる回っている。


病名とステージに打ちのめされそうになりながら、親友は前向きに抗がん剤治療を続けた。

子どものために、少しでも長く生きたがってた。

でも、きっと苦しかったろう。

あまり、泣き言を言ってくれなくて。

親友が入院してた病棟は面会禁止で、会いに行けなかった。

亡くなる数日前にも、普通にLINEくれてた。

どうしてその時、苦しいって言ってくれなかったの…

しんどい筈だったのに、何も、何も言ってくれなかった。

親友の苦しみの半分でも分けてもらえたら良かったのに。


訃報の連絡がご主人から来た時は、過呼吸になるほど泣いた。

お通夜、お葬式に参列させていただき、そこでもたくさん泣いたのに…

まだ泣き足りない位、ふとした時に思い出し、あぁもう親友はこの世に居ないんだと思い知らされ、毎日その繰り返しだ。


気晴らしに買い物に行っても、この服を着て一緒に出かける親友はもういないんだなとか、このお店親友から教えてもらったっけとか、色んな所で親友を思い出す。

唯一、忘れられるのは、ガーデニングで土いじりをしてるときだけ。

これだけは、自分のためにやっている。



もう、親友以上に親しくなれる人には出会えないだろう。

でも、それでもいいと思っている。

花を愛でて、親友との思い出に浸りながら生きていくのもアリだろう。

親友が生きたくても生きられなかった今日を、私は噛み締めながら生きている。