おはようございます看護師ここなつです。

 

 

今日から何回かになると思いますが初めて泣いてしまった時の話をしたいと思います。

 

初めて泣いてしまった話

 

看護師をしていて若い看護師さんは、先輩に怒られてとか、仕事が辛くて相談してたら泣いちゃったっていう話よくあります。

 

 

 

私は基本人前では泣くのは恥ずかしいと思ってるタイプなので泣いたことはほぼないです。

 

 

 

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そんな私ですが消化器内科の勤務で1度だけ泣いてしまったことがありました。

 

患者さんの個人情報にふれないように若干装飾してお話します。

 

 

消化器内科に勤務して3年目くらいだったと思います。

看護師としては12年位の時かな。

 

 

あるがんの患者さんがいらっしゃいました。

 

 

 

その患者さんはとても優しい、いい患者さんで、看護師みんなからも好かれていました。

 

 

 

 

抗がん剤を続けていて、副作用で辛い時もこちらにあたる訳でもなくていつも変わらず優しい患者さん。

 

 

Aさんとしますね😊

 

 

 

 

抗がん剤をしている患者さんは入退院を繰り返して治療をしたりしますので、顔見知りになります。

 

 

「また来たよー」ってそんな感じで入院してくる患者さんも多いです。

 

 

 

Aさんは自宅療養中に突然動けなくなって、入院することになりました。

 

頭はしっかりしていたけども歩けない。

 

 

 

そんな状態での入院だったので元気に

「またきたよー」って言ってくれたのを覚えてます。

 

 

 

 

 

正直動けなくなる原因は色々とありますが癌の進行によるものと考えられることも沢山あります。

 

 

 

 

Aさんも同じような状態でした。

 

 

 

 

 

すごい体調が悪いってわけじゃなかったようで、お話は元気にいつもしてくれていました。

 

 

 

 

入院が長引いてたので

 

 

 

 

 

ある日誕生日を迎えたAさん。

 

 

 

 

 

病室で看護師とご家族とで誕生日を行ったのを覚えています。

 

 

 

 

ケーキを食べてみんなで写真を撮っていました。

 

 

 

 

 

 

消化器内科に10年いましたけれどあそこまで優しい患者さんは後にも先にもいません。

 

 

 

 

人柄だとは思いますが人に好かれる人っていうのは損はしないなって思います。

 

 

 

 

 

 

やっぱり看護師も人間なのでいい患者さんの所には行く回数も増えたりとか、それぞれ関わりやすい患者さんには普通よりも濃厚な看護を出来てるんじゃないかなって思います。

 

 

 

 

 

普段が手抜きってわけじゃないですよwww

 

 

 

 

 

そんなAさんも徐々に体調が悪くなっていく時期が来てしまいました。

 

 

 

 

 

癌なのでやはり進行はしてしまいます。

 

 

 

 

進行すると色々と体調に変化が起こってきてしまいます。

 

 

 

 

 

食事が食べられなくなってきたり、呼吸が辛くなってきたり。

 

 

 

 

 

そんな状態でもAさんは私たちに

「ありがとうございます」「急がないよ」

などと気を使ってくれていました。

 

 

 

 

 

そしてある日がやってきてしまいました。

 

 

 

続きは次回