笑顔は最高の薬



消化器内科で働いて驚いたことは、消化器系のがんの患者さんがとても多いことでした。




そりゃ消化器内科なんだからそうでしょと当たり前かもしれませんが、がんの患者さんとの関わりがとても印象深い9年間でした。




もちろん他にも色々な疾患があり、胆道系の疾患もとても多いなと思います。



胆管炎や胆石の患者さんは腹痛が辛いっていうこと。




そんな患者さんたちとの関わりが楽しくて、自分に出来ることはなんだろうと日々関わってました。




心に残るのは、あるがん患者さんから言われた言葉でした。



「あなたの笑顔で元気を貰える、最高の薬だね」



こんなことを言われるだけで仕事頑張ろうって思えましたし、さらに自分には出来ることないかなって思い仕事してました。




表情は人に与える印象でとても大切な部分だと思います。




やっぱりムスッとしている看護師より、笑顔の看護師の方が話しやすいですよね。




力量も違うし、色々な性格の看護師がいるので、話しやすい、話しずらい看護師がいるとよく患者さんから言われます。




自分は小さい時から笑顔がいいねって言われてきて、ある意味自信を持っている部分でした。





改めて患者さんから言われることで、それを強みに仕事しようと思いました。



人間には不思議な力があると思っていて、もちろん治療も大切なんですが、患者さん自身の心にも左右されて症状が出たり出なかったりするのかなと思っています。




患者さんの状態によっても違うかもしれませんが、同じ疾患でも治療しなくても長く生きられたり、逆に治療して苦痛が多くなったりすることもたくさん見てきました。



そんな患者さんたちに少しでも、私の笑顔で元気を与えることが出来たのならそれも治療のひとつなんだなって思います。



患者さんからの言葉って逆に私たち看護師にも元気を与えてくれたりすることが多いです。




少しでも喜んで貰えることを出来るようにもう少し看護師続けます。



本日は読んでくださりありがとうございます(*゚▽゚*)