こんにちは、こんばんわ、看護師ここなつです。
母が乳がんだった話
今日は母親が乳がんと診断され闘病した時の話です。
まだ私が25歳の頃精神科で働いていた時です。
若かったのであまり家にいることもなく、今思えばもっと母親と話していたら良かったなと思いますがもう遅いです。
なんだか母親が右の背中が痛いとしばらく言っていたので病院受診を勧めました。
内科に受診していた日、私は夜勤明けで帰って来て寝てました。
母親から電話があり医者の話を聞いて欲しいと言われ私も病院へ向かいました。
精神科勤務で大した知識もなかったのでその時点では何も思っていませんでした。
病院に着くと写真を見せられて、肝臓に何かたくさんの影が写っていました。
影っていうことは???
診断がついた訳じゃないのではっきり言われませんでした。
家に帰って教科書を見てみると
肝臓がん??っぽいぞ
教科書見ながら涙流したのを覚えています。
精密検査のため総合病院を紹介され
後日たくさんの検査予定が組まれました。
どこから肝臓に来ているものなのか全身検索のために、胃カメラや大腸カメラもされていました。
たぶん肝生検もしたと思うのですが覚えていません。
検査が一通り終わり診断されたのは
「乳がん」でした。
衝撃を受けましたね、全くの予想外の診断。
乳がん原発巣の肝臓転移ということでした。
既に乳がんはステージ4
皮膚を突き破って色々出てきていました。
もともと母親は入浴後裸で茶の間まで出てきているような人でした。
それがこの1年くらいその姿がなかったように思います。
どんどん悪くなってるのを感じながら隠していたかと思うとやりきれません。
そこまでなっていたら相当痛みもあったのではないかと思います。
乳がん検診も行っていたはずなので、ちゃんと早期発見で治療していたらまだ生きていたのになって思います。
看護師の息子がいながら相談も出来ずに悪化して本当に私は親不孝でした。
もっと母親の変化に気付いていたら。
母の日にありがとうももう伝えられません
長くなったので続きはパート5で