娘が学校行かなくなってから、私がまず最初に娘に提案したことがあります
ディズニーに泊まりで連れてってあげる。なんなら年パスも買ってあげるから学校に行こうよ。平日はなんとか踏ん張って、休日楽しいことして、がんばろ
でもさすが思春期。そんな単純なものでは釣れませんでした
そう言ってくれるのは嬉しいけど、、、でもやっぱり学校行きたくない
学校行けなくなり始めた頃、本当に気力がない状態だから、それはいくら娘が昔から大好きで大好きで、将来働きたいって愛しているディズニーでさえ、娘の気持ちは変えられませんでした。
しかも年パスですよ。年パス。
とてもじゃないけど買えなかった年パス!
なぜ普段だったらあんなに欲しがる年パスを欲しいと言わなかったのか。
不登校初期の娘は、本当に何をする気力もなかったから。
それと、私の娘への物の買い与え方がものすごく影響していたように思います。
底なし?の物欲が始まるのはもうちょっと後になります。
小さい頃から娘には、物を大切にする気持ちを持って欲しかったので、周りに比べたら娘に買い与えるものは少なかったと思います。
物よりも大切なものに気づいて欲しかったから。
でもでも、そんな親の気持ちも時と場合によっては子供に逆効果になることも。
我慢しなければ愛されないと思ってた娘は、どんなに欲しいものも我慢しているうちに何が欲しいかわからない。
というように全く物欲がない娘になってました。
それなのに、私は愚かなことに、物に執着しない娘はいい娘と思ってたんですよね。
我慢して自分の欲しいものやしたい事から目を背けてると、つまらない人生になるだろうな。
娘には本当に申し訳なかったと思います。
不登校が始まってから、娘が欲しがるものは買ってあげるようになりました。
買ってあげるから学校行って、とか、買ってあげるから勉強して、とか、何かと引き換えにする事は絶対にしませんでした。
そうすると、めちゃめちゃ出てきました。
娘の物欲
そんなに欲しいものあったんだ。
ほとんどゲームやらアニメやらでしたが。
それまでは、勉強に関するものは無条件で買ってあげていたけど、他のものは娘にとって与えてよいものかどうかは私が選んでいたと思います。
だから、今回もどうするべきか悩んで、でもお金の許す限りは買ってあげようと決心しました。
今はだいぶ娘の底なし沼も去って、私のフトコロ具合も心配してくれるようになっています。
ディズニーの年パス、もったいなかったなあ〜〜って今は言っています
今、娘の部屋の中には娘のお気に入りの物がいっぱい。机の前には大好きなディズニーのポストカード。
勉強するにはちょっと気が散る部屋かもしれないけど、お気に入りの物に囲まれて過ごすのは毎日が楽しくなりますよね。
