人もまばらな劇場にて、

おじいちゃま おばあちゃまにまみれ、

若者の私は たったひとり。


念願の映画を鑑賞してきた。


SAGAN


"Bonjour tristesse"で鮮烈なデビューを飾った作家フランソワーズ・サガンが

2004年に亡くなるまでの、半生を描いた作品。


壮絶な人生だった。


これまでサガンの作品は数作読んできて、

主に初期の作品を好んできた。

けれど、彼女の人生については

軽い知識しか持ち合わせていなかった。


かなり、衝撃的だった。


彼女はつねに孤独な焦燥に駆られていたけれど、

年齢を重ねれば重ねるほどに

そんな想いを募らせていったのだと思う。


そして最後は、

ひっそりと、ひとりで・・・


気持ちがとても重くなった。


映画館からの帰り道、書店に駆け込み

思わず購入した1冊。


"Aimez-vous Brahms.."


この映画が日本でも公開されることを祈って。