『おくりびと』がOscarを手にしたことは

とても嬉しかったのだけれど。


と同時に、


Penelope Cruzが助演女優賞を受賞したことも

私にとっては素敵なニュース。


そう。

私はPenelope Cruzが大好きなのです。

きっかけは、アルモドバル作品において、

彼女の魅力に気がついたこと。


また、フランスにいた頃は

よく彼女の姿を目にしていた。

テレビから1日に何度も流される

『ロレアル』のCMを始め、

パリの至るところに点在する

『MANGO』の店頭、店内、そのカタログなど。


Oscar受賞のスピーチは、本当に感動的で・・・

思わず、涙を流してしまったくらい。


① Penelope Cruz


Le temps des cerises*


彼女はハリウッド作品だけでなく、

よいものであればスペインを始め、

ヨーロッパの作品にも出演し続けている。


そんな姿勢からはいつも、

祖国への愛情を感じます。


ハリウッドとは程遠い街で生まれ育ち、

異国でひとり頑張っている姿は本当に素敵。

関係のない日本人の私の心まで打っているのだから。


Oscarのスピーチの最後、

彼女がスペイン語で祖国の人々に語りかけた瞬間。

感動が頂点に達してしまい・・・

思わず、涙が。


「芸術は世界をひとつにする」と語ったのも、

そんな彼女が言うと説得力があり、

心にズシリと。


Penelopeはやはり、スペイン語で話している時こそ

その本来の魅力が発揮されていると思う。


とはいえ、

どの瞬間でも、どの角度からでも、

完璧なまでに美しいのは、彼女くらいでは?


現在公開中『エレジー』において、

彼女の存在は、芸術品として機能していました。


下の写真はフランスで購入した

私のアルモドバルコレクション。

これらの作品のうちのいくつかで

彼女に与えられたのは、ほんの端役。

それでもやはり、惹きつけられてしまう・・・


Le temps des cerises*