「最後に何処へ行きたい?」と尋ねられ、


自然と口から出たのが・・・




「モンマルトル!!!」


なぜなら、parisを一望したかったから。


お昼きっかりに待ち合わせをした私たち。

でも結局、レストランを捜し求めて3時間ほど

歩き続けることとなった。

実は、私たちはいつもこうなる。

イタリアでもそうだったけれど、

彼女といると、とてもよく歩く。


エッフェル塔界隈から、トロカデロ、シャンゼリゼ・・・

歩き続けて入ったレストランは、

なんと なんと シャトレの近く。


でも、彼女とは歩き続けたい*

とても心地よいから。

話も、不思議とつきなくて。

波長が合うのだなーと、つくづく思う。

私たちは根底的に、とても似通っている。


面白い友に、フランスで出逢えた。


サクレクールの前に立ち、parisを眺める。

晴天の中、心地よい音楽の演奏を聴きながら・・・


「やっぱり、parisはいいなぁ」と。


街の魅力は言うまでもなく。


あらゆる人種が共存していて、なんでもありな人たち。

人間味や面白味があって、とても自由だと感じる。


自分の主張を決して曲げないこの愛すべき人種に、

私はすっかり魅せられてしまった。


数年経っても、parisは変わらないのだろうか・・・


ここで生活をして、「便利」であることや、「発展」することが

決して美点ではないのだと思うようになった。

古くからの歴史・伝統を大切にしていくこと。

不便でも、その分生活しがいがあるのだということ。

お金を持つことや、ブランドのものを持つこと、

いい仕事に就くことが、魅力なのではない。


人生には、他にも楽しいことがたくさんあるから!


私がまたここで生活をする日まで、

その魅力が失われずに、変わらずにありますように。