どうしてかな。
この子とはいつも必ずここへ来る。
偶然なのだけれど、その日はきまって雨。
jardin des Plantes
雨は降っていても、この『植物園』の花々はやはり、美しい。
ふたりでやってくるのはきまってこの周辺のカルチェ・ラタンで、
モスクやアラブ世界研究所なんかにも、彼女と行った。
傘を差しながら植物園のベンチに座って、
「どこ行こっか。」と予定を変更するふたり。
こんなこと、以前にもあったような・・・
「まあ、人生長いんだし、また来ればいいよ!」という
彼女の言葉に、頬がゆるむ。
Musée Picasso
ピカソ美術館を堪能し、その庭園のカフェでお茶でも、と
外へ出ると日が差していた。
その後はマレ地区を散策。
意外にも、このへんは初めてだったりして。
place des Vosges
ちょっとベルギーにも似た雰囲気。
Parisで最も美しい広場のひとつといわれているヴォージュ広場は、
ルイ13世の時代に完成したそう。
このあたりには、ヴィクトル・ユゴーも住んでいたという。
さすがはゲイタウン、マレ。
男性客しかいないカフェがあったり、
やたらとおしゃれな人々が闊歩していて
また新たな発見だった。
Parisはあらゆる界隈があるのが魅力だ。
それらは全く異なる趣を呈していて、
そこへ集まる人々の雰囲気もまた、違うもので・・・
少し歩いただけで、発見や刺激があると思う。
あらゆる界隈に、あらゆる人種が共存しているところ。
日本では味わうことのできない自由な雰囲気だ。
この街を知れば知るほど、もっと知りたいと思う。
行きたいところはまだまだある。
観たいものも、聴きたいものも、触れたいものも。
だからまだ、たりない。
いつかまた、絶対に住みたい。
もっと長い期間で。
「そうしたいよね!」そうふたりで話して、
彼女はLyonへ帰っていった。



