親の虐待から生き延びた人たち――「人生を取り戻す」100人が寄せた手記

昨日、yahoo!ニュースに配信されてました。



DV、性暴力など児童虐待から生き延びた100人が寄せた手記『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』

強烈なタイトル!

この本、昨年10月に刊行されて現在Amazonでベストセラーになってます。

ぜひ読んでみたいと思ってます。

躾けや教育と勘違いする毒親。

昭和の時代に生まれ育った私たち世代にはありがちだたったなぁ。。。

私も他界した父には殴られたり蹴られたり・・・


記事に掲載されているAさん(40代)は、

スパルタ式の塾に無理やり入れられて、中学の頃からストレスで脱毛・・・

こういう毒親は、私たちの世代では親の躾け・教育と言われていたわ。

時代は変わって今は虐待と言われる。

こういう環境で育った子どもが、大人になって医療機関で検査すると「発達障害」と言われることもあるんだよね。

「発達障害」は脳機能障害の一種だとされているけど、

知的障害を伴わないアスペルガー・ADHDなどは、親の愛情不足、ネグレストという環境から、発達障害検査をすると似たような症状が現れると言われてます。
(※この場合は発達障害とは言わず、愛着障害(アダルトチルドレン)などと言われ、別の診断名になります)

親からの虐待を受けた児童は、性的虐待も含まれているのよね。


実親から性虐待を受けた児童は、厚生労働省2016年の資料によると1.3%らしい。
(※2016年の資料では、虐待相談件数122,578件のうち1.3%だから1593件が性的虐待!)

実親から虐待を受けた児童たちが、通報を受けて一時保護所に入れられて、施設や里親家庭の元へ送られるのよね。


かくいう私も他界した父は躾が厳しかった!

酒を飲んでは母に暴力を振るう父。

そして父のDVから逃避するために仕事に没頭する母。。。

こんな環境で育ちました。


それでも父の事は今でも尊敬している。

早くに亡くなったからかなぁ・・・

母や私に暴力を振るってもDVという言葉がない時代だったから、

躾が厳しい父としての想い出しかないのよね~

父は6人兄弟で育ち、小学生の頃に両親とも胃がんで他界。

兄妹6人で寄り添いながら、昼間働きながら夜間大学に自力で卒業した兄妹たち。

そんな話を聞いて育ったから、父には尊敬の念しかない。。。


長生きしている母には私たち姉妹より仕事を選んだ母・・・としての記憶が定着してしまっている。


時代は変わりました!


「虐待」や「DV」「ネグレスト」という言葉すらなかった昭和の時代に、実親から虐待を受け生き延びた方たちは、今もなお生きづらさを引きずりながら逞しく生きているんです。
(※愛着障害は大人になっても生きづらさを抱えるアダルトチルドレンの典型的なケース)

こういう大人を増やしてははいけないのよ!

世界中の子どもたちがみな平等に幸せになる権利があるのだから。