関西に移住して10年以上になります。越したばかりの頃は関西に馴染むためにまずは食文化からと思い、あちこち食べ歩くことからはじめました
地元にいる頃からB級グルメが好きで、ラーメン激戦区をハシゴしたこともありました。当時強烈だったのは、人気ラーメン店のオーナーが拘りを持つ人が多く、スープを残しちゃいけないとか頑固なオーナーが当時のカラーだったことが懐かしいですね。
あの頃仲の良かった友達が、今も人気を誇る某ラーメン店のオーナーと知り合いだったので、昼営業終了してからオーナーと近所のラーメン屋に視察に行ったこともありました。
関西に来てからも関東で食べたラーメンチェーン店はあるし、豚骨・鶏ガラ・煮干しのおいしいラーメン屋さんは全国にあるので西も東もないですね。
珍しかったのは神戸ラーメンというのがあったこと。
神戸市近郊で食べられるラーメンで、ダシは豚骨。関西には九州から移転した人が多いせいか博多ラーメンも見かけますね。
ラーメンに関して分かったことは、関西には味噌ラーメン専門店が少ないことかなぁ。冬になるとこってりした味噌ラーメンが無性に食べたくなることがあります。
以前、義兄に連れて行ってもらった味噌ラーメン専門店「田所商店」の関西初出店となる羽曳野店があることを調べて出かけました。車でかなり遠い距離だったのですが、こだわりの麺と特性の炙りチャーシューが味噌に合う
日本各地の味噌を集めた専門店なので、北海道味噌や信州味噌を味えるんだからわざわざ出かける価値あり
主人と外食することが多いのだけど、車ですぐの神戸・伊川谷エリアもラーメン店が立ち並ぶ激戦区。このエリアには北海道ラーメン専門店が見当たらないのですが、どなたかご存知の方がいれば教えてください≧(´▽｀)≦
今一番のお気に入りは鶏柚子塩の「塩元帥」。めっちゃ好きだわー
鶏塩はあっさり系で女性にも大人気のせいか夜は混んでいるけど、店長と従業員が明るく元気で活気があります。
こってり系よりあっさり系が好きになったせいか、豚骨系では食べやすい「ずんどう屋」がお気に入り
この他、エリアで人気のラーメン店はかなり行ったけど、さすが激戦区のせいか入れ替わりが激しいですね。
ラーメンだけじゃなく、タイ料理・カジュアルフレンチ・イタリアン・アジアン料理など友達とランチに出かけたり、ドッグカフェに行くことが多かったせいかランチの店を食べ歩きました。
そして関西といえばうどん
地元にいた頃は正直あまりうどんが好きじゃなかった。ダシが妙に濃いからかなぁ。うどんの醍醐味はコシでしょう。うどんそのものの味と触感を味わうために醤油が濃いと台無しに。
本場の讃岐うどんを四国まで食べに行ったことがありました。姉家族が夏休みにはじめて遊びに来た時で、明石海峡大橋と大鳴門橋は渋滞で片道5時間以上かかりました。
その後、車で行けるほどの距離に手打ち讃岐うどん「かぐら」を発見。四国で食べたうどんと同等のコシの強さとダシの旨さ。毎年暑い季節になると食べに行きます。
関東ではうどんは柔らかくコシがないので、醤油の濃さで誤魔化すところがあるのかなぁ。というか、蕎麦のダシとうどんのダシが変わらないのよねぇ。
その代わり、関東は蕎麦が主流のせいか蕎麦屋はどこにでもありますよね。オフィス街の駅近から住宅街まで。いわゆる立ち食い蕎麦屋はどこに行ってもありました。
蕎麦が無性に食べたくなり、食べログで蕎麦の名店を探してみると、十割蕎麦のお店がありました。おいしいけれどお値段高めで遠いのが残念
そしてここ最近になって車で30分エリアに熟成十割蕎麦と和食の店があることを発見。この蕎麦がとっても円やかでしっかりとした濃い口ダシが堪らない「あずみの庵」の蕎麦。
これが癖になり今年の2月から数回食べに行きました。品の良い店内に穏やかな店長の姿が癒されます。「あずみの」という名前から信州蕎麦のイメージがあるのですが、何が所以なのか今度聞いてみよう
昨日給料日だったので「あずみの庵」に主人と食べに行きました。
私がオーダーした「熟成十割そばと炙り牛タンのスープ茶漬けセット」。いつも悩むけどこれになってしまう・・・だって美味しいんだもの
セットで1000円ちょっとのリーズナブルなお値段も魅力
お値段も安いし本格的な十割蕎麦とお肉料理のセットのセンスの良さが堪らない
まだまだ食べ歩きの修行が足りない私。これからも美味しいラーメン店やうどん屋さん、お蕎麦屋さんを探すために食べ歩きます