「自分の性格が嫌い」「性格を変えたい」と悩む人は意外と多いもの。


性格を変えるっていったいどういうことなのでしょう(´ェ`)ン-・・!?


今日は、人の「性格」についてお話ししたいと思います。


性格は、

・持って生まれた部分

・環境によって作られる部分

・社会によって作られる部分


があります。


持って生まれた部分というのは、その人の「気質」といい、親のDNAが影響します。

とは言え、同じ両親の元で育てられた兄弟・姉妹でも性格が違うのは、生まれつき一人ひとり気質が違うからです。


気質は、性格を作る以前のもので、
例えば、赤ちゃんの時の泣き方・表情・しぐさ・行動など、刺激に対する反応の仕方だと言います。


・何に興味を示すのか
・初めてのことに対する反応
・失敗した時の反応
・褒められたときの反応
・人前での反応


など、生まれつき持って生まれた気質があり、育つ環境によってその人の個性や性格に形成されていくのです。


ある教授の資料によると、気質は植物の種のようなもので、トマトの種をどんなにがんばって育ててもキュウリやカボチャにはならない。


でも、大事に育てられたトマトと捨てられるトマトは、明らかに違いがり、「育てられ方」によって違うと言っています。


つまり、育てられた環境が真っ赤でおいしいトマトを作り出すのです。


植物も人間も同じように、育てる人が子供の気質を理解して子どもと関わることが大事なのだそうです。


三つ子の魂100までもと言いますね。


生まれ持った気質と幼児期の環境によって性格の基盤が作られ、それは変えようとしてもなかなか変わらない。


性格が変わるというのは、気質以外の部分で、大人になってからの環境や社会や集団生活の中で、コミュニケーションを学び、挫折や失敗を乗り越えながら成長する過程で培ったもの。


性格が変わるのではなく、「成長」なのです。


大人になってから社会や集団生活で見せるその人の印象(性格・個性)は、気質以外の作られたものです。


自分の努力で性格はある程度作り変えられます。


でも、その人の生まれ持った気質を知っているのは、幼児期に育てた親だけなのです。


だからこそ幼児期の親の影響は大きいのです星