ビジネスマン向けの記事をライティングしていたのですが、
とてもタメになる資料がありました。

20-30代のビジネスマンの仕事の悩みの第1位が「コミュニケーションスキルに不安を抱えている」、でした。

現代は、直接顔を見ながら会話をするよりメールを利用している人が圧倒的。
これは、文字の伝達に慣れているため文章で表現することは得意なのに、相手の顔を見ながら伝えることに慣れていないため、思っていることを言葉にして伝えることが苦手な人が多いのです。

実際のところプライベートでも電話よりメールを選ぶ人の方が多いですし、会うより電話、電話よりメール、、、とメールのニーズが非常に高いです。

メールは好きな時間帯に送信して空き時間に受信できる、これが一番のメリット。

オフィスにおいても上司や同僚に仕事の相談をする場合、メールを利用する人が多いですね。
すぐ身近にいるのにメール?と思いますが、
多忙なビジネスマンは、いくら社内の連絡でも、お互いに時間のタイミングが合うことは難しく、こんな時にメールを活用するのはマナーなのですね。

時代がこうだと、コミュニケーションが不足するのは当然かも。

心理学者のアルバート・メラビアン博士のメラビアンの法則をご存じですか?
話し手が聞き手に与える影響はどのような要素で形成されるか?について研究した結果、

見た目・表情・しぐさなどビジュアル的要素  55%
声の質・テンポ・大きさ・口調など聴覚的要素 38%
言葉そのものや内容 7%

と、なんと言葉による影響はたった7%なんだそう。
この割合から「7-38-55のルール」ともよばれています。

竹内一郎氏の「人は見た目が9割」(竹内一郎氏)という著書の中にも、
アメリカで行われた実験では、「好き」という言葉を「嫌悪の表情」で言った場合、「好き」というより「嫌い」というメッセージを受ける人が圧倒的で、言葉以上に見た目の印象が大きい、と書かれています。

コミュニケーションとは、自然と「言葉」のニュアンスを中心にとらわれがちですが、実は非言語的要素であるボディランゲージが重要なのです。
欧米人は言葉と同時にボディランゲージやリアクションなど表現が豊かですよね。
海外で英語が上手く話せない時は、ジェスチャーをすればある程度伝わるようです。

日本人は元々シャイな性格で、感情を表に出さずに内に秘める性質があります。
シャイが癖になると、感情や想いを伝えるのが自然と下手になって行く傾向なのでしょうか。

さて、コミュニケーションスキルが足りないことで、ビジネスにおいても夫婦や人間関係においてもマイナスな部分がたくさんあります。

夫婦関係では、長年一緒にいるんだから、「そんなこと言わなくても解ってるはず」、いや、「解っていると思った」、「解らない方が悪い」、etc

これは勝手な思い込みで、シャイな日本人の言い訳ですね。
シャイ=コミュニケーションが苦手

想いは伝えなければ解らないのです。
コミュニケーションが苦手だと悩むなら、
非言語的コミュニケーションという方法に目を向けましょう。

コミュニケーションは人生を大きく左右するものです。
ビジュアル&聴覚 ボディランゲージを武器にして想いを伝えましょう☆