こんにちは!アトリエココンの真由です
新しいカルトナージュの形「クリエナージュ」。製図から学べ、実用的なインテリアが
自分好みに作れます。
そんなクリエナージュの醍醐味、布・生地選びについてお話します。
クリエナージュ(カルトナージュ)と言えば、
有名な「トワルドジュイ生地」
18世紀のフランスで生まれた伝統的なテキスタイル・デザイン。
人や動物などエレガントで華やかな草花など描かれたコットン生地。
かのマリーアントワネットも魅了したデザインです。
ファッションブランド、ディオールでも、トワルドジュイの柄が使われてますね。
フランス製の生地のため、輸入したものが出回っていて、お値段も少々お高め。
近所の手芸店では手に入りにくく、通販ショップか、百貨店の催事で、フランス展などで
販売されることもあります。

一世紀以上を経た今日でも新鮮で
惹きつけてやまないデザイン「ウィリアム・モリス」
ウィリアム・モリスとは、19世紀を代表するイギリスの芸術家、デザイナー、
詩人、社会運動家です。
「モダン・デザインの父」と称され、世の中に大量生産が溢れる時代に、
職人による手仕事で作られる芸術的な日用品の重要性を大切にしました。
不動の人気で代表作「いちご泥棒」。今では100均でも登場するようになりましたね。
自然の草花などをモチーフにした曲線的で大胆な動きのデザインです。
私が一番大好きなテキスタイルデザインですので、
また別の機会にモリス生地について特集してみたいと思います。

まるでシルクのような光沢で滑らかな、
リバティプリント
花柄モチーフで人気のリバティ。その歴史は古くイギリスのロンドンで
1874年創立されたリバティ社が手掛けるテキスタイルブランド。
「タナローン」というリバティを代表する生地を使っており、コットン100%で、
細めの糸で密度高く織り上げたローン生地は、まるでシルクのような滑らかな肌触り。
花柄以外にも、幾何学模様や、ペイズリー柄などもあります。
リバティの柄には、一つ一つ名前が付けられてます♪
写真の生地の名前は「スリーピングローズ」🌹
