こんにちは
L'atelier CoconのMayuです。
今年の始め、誰もこんな世の中になるなんて、想像もしてなかったはず。。。
2020年の出来事を綴ります
３月にフィリピンセブ島から、
チャーター機で帰国した、大学3年の息子(当時)。
大学2年の時に、肺気胸を患い、
入退院を繰り返してたので、
日本から近い
フィリピンセブ島へ語学留学した。
肺気胸とは、やせ型で長身の若い男性に
発症しやすく、成長期に肺に圧がかかり、
穴が空き、空気が漏れる病気。
自然に穴が空くため、安静にして自然に塞がるまで待つか、ひどい症状の場合は、手術になる。
嵐の相葉くんや、佐藤健くん、ナイナイ矢部っちなど発症したことから、
通称イケメン病といわれてる。
とーちゃんも、やせ型の長身なので、
確認したら、患っことなかったらしい。
私「とーちゃんは、イケメンじゃあなかった。」
とーちゃん
「とーちゃんは、イケメンだけど！
イケメン病には、患ったことは無い。」
首都マニラで、コロナ感染者が増えた。
時間の問題。
帰国の便が欠航になり！
セブ島、唯一の直行便であるフィリピン航空も、数日後運休すると、発表したのだ！
すでに出発予定のフィリピン航空は、満席状態！
日本に帰国できないかもしれない！！
現地の語学学校では、取り残された日本人留学が沢山いた為、残りの授業料の説明と
帰国できるよう署名運動をした、と息子から電話できいた。。
私「なんとしてでも、帰って来なさい！
語学学校は、英語を教えてくれる所であって
航空券まで手配してくれない。
自力で手配するしかない！
かーちゃんは、日本で帰国便探すから！」
シンガポール航空のシンガポール経由成田行きがあったが、金額が50万！
とてもじゃないけど、わが家では買えん！！
一応とーちゃんにも、相談したが、同じ意見。
語学学校よりメールが届いた。
シンガポール航空で帰国しようとした留学生が、トランジットに失敗し、シンガポールに入国してしまいました！シンガポール政府は、海外入国者に2週間の隔離政策を取っているので、気をつけるように。と、可哀想に。。
マニラが、ロックダウンの為、
セブのマクタン空港発の運航便しか
探すことが出来なかったが、
日本に帰国できるんだったら着陸は、
どこでもいい！！
台湾のエバー航空、マクタン空港発、
台湾経由〜福岡空港着を見つける！
日にちが、3月23日発であり、若干遅い。
もっと早く帰国しないと。。
日本政府も
海外からの帰国者に対して
待機政策を発表する前であった。
迷ってる暇は無かったので、
とりあえず航空券を手配する。
現地で息子は、
twitterでセブ在住の日本人による商工会議所だったと思う、フィリピン航空チャーター機の整理券を空港近くで
配ってるという情報を入手！
息子から、
「10万ぐらい、するらしいけど買っていいか？」
私「その情報は、確かなものなのか、
日本にいる、かーちゃんには、分からない。 自分の目で見て確かめて
自分で決断してください！！
とりあえずエバー航空の券は買った！」
息子は、
すぐさま、マクタン空港へ、
バイクタクシーで向かった！
数時間後、
息子から、歓喜の声で
「沢山の、日本人が並んでた！！
パスポートも必要で、一度寮に戻ったが、
チャーター機で、明日帰国する！！
成田着だ！！」
目まぐるしく変わる情勢の中で、選択と決断の連続だった。
