二人きりのドライブ | 『親父』道 ~おやじどう~

『親父』道 ~おやじどう~

究極のパパっ娘による「父とその娘」の回想録

紅葉のきれいな時期。
色付いた木々など眺めていると、親父とのドライブを思い出します。

実家から遠く離れた、辺ぴな山奥にある大学で寮生活をしていた頃。
帰省するには、電車なら片道8時間、車だと6時間かかるため、
親父がほぼ毎回、車で送り迎えをしてくれました。

特別『箱入り娘』という訳ではなかったと自分では思っていますが
(これについては、母は異論があるようですが)
二人きりで6時間も語り合える貴重な時間を確保するには
それが最適な方法でした。


 いい歳をした娘が 何を6時間も父親と語らうか

学校生活のこと
時事ニュースのこと
男の子のこと
とにかく思いつく限りの、ありとあらゆる話をしました。

私が一方的にしゃべりまくる訳ではなく、
父からは、私が不在の間の家族の様子について聞いたり
仕事の進捗を聞いたり。

  きっとテーマなんて何でも良かったんだろうなぁ

要するに、かつての『交換日記』となんら変わらず。
親父と二人きりで向き合うこと。語り合うこと。
それ自体を楽しんでいたように思います。

体調を崩し、運転免許証を返納した父と
ペーパードライバーの私が
二人きりでドライブすることは、おそらくもうないと思いますが
いつか電車の旅でもしてみたいものです。