女性に特化した「コンディショニングを考える必要性」について
不定期に発信します。
とても大切なことで、男女問わず「健康」について真剣に伝えたいので
少しづつ、書いていきます。
最近Twitterで話題の
”母親なら、ポテトサラダくらい作ったらどうだ?”
の話を知っていますか?惣菜コーナーで高齢者の男性に言われた言葉について、大きな反響を呼んでいます。実際、このツイートを皮切りに、「心ない言葉かけ」「個人の意見の押し付け」の経験談がバズっているようです。私は、この女性特有の健康、妊娠・出産についても同様に、人知れず傷ついている人もいるのではと思いました。
【病気じゃなければ、ケガじゃなければ本当に”健康”か?】
私が、考えること。
・「月経」って女性は当たり前すぎて(本当は困っているのに)その本人自身が、”目をつぶる””うやむや”にしてしまっていいのかな?
・女性は皆自分のことなのに「知らぬ・存ぜぬ」で終わってしまって、いいのかな?
・我が娘にも、自分が経験したこと、考え方、対応でいいのだろうか?
アスリートである前に、1人の女性、1人の人間として
まず「自分のカラダを大切にすることの大切さ」を伝えたいです。
なぜなら、スポーツ、特に日本は
個人の尊重よりむしろ「チームのため・みんなのため」
という精神が強さを生むことを、大事にする国民性だからです。
そして、スポーツは同時に「強さ」を求められます。
どんなに痛くても、身体が動かなくても本当のことを言ったら・・・
そういう風潮が、まだまだ抜けないのも事実です。
ベストなパフォーマンスが出せない状態で耐えることが本当に「強さ」でしょうか?
ケガで痛みを抱えながら、プレーする選手を見るのはトレーナーとして無力感と憤りを一番感じます。
こういう選手をサポートするのが、トレーナーの仕事と、認識されている面があります。
違います。本来は身体のサポートをすることで、自分をどうやったら守れるのかを伝えたいのです。
特に女性特有の健康問題は、食事や睡眠、ストレスなど原因が根深く
女性ホルモンの関係でも、精神的に不安定になることもあったり
身体の内側で起こることは目に見えず、人に理解を求めづらい部分があります。
でも。
自分のカラダは自分にしかわからない。
きちんと言葉で、伝えなければわからない。
本当に「チームのため・みんなのため」と心から大切に思うならば
最低限、あなたが「健康」であること。自分の体を大切にしましょう。
あなたが大切だと思うのと同じように、皆、あなたを心配しています。
自分が健康であるために、しんどい時は、専門の人に相談しましょう。
あなたが、健康であること、あなたらしくプレーしている姿が
大切な家族、仲間への
何よりの”恩返し”だということを忘れないでください。
ウェブサイト:コアコンディショニング ミサカ