自宅で出来る!セルフラーニング

 

コラム「コンディショニングって何?」vol.6

 

おはようございます。

今回のテーマは「女子スポーツ選手特有の健康問題」です。

このブログでも、取り上げた内容を改めてまとめてみました。

#24 スポーツ貧血、無月経などの健康問題。選手も、指導者も、親もちゃんと向き合いましょう。

こういう内容は、熱中症予防と同様、いろんな場で、形を変えて、多くの人に読んでもらって広めたり、自分の身体に向き合うきっかけにしてもらうために、何度でもお伝えしなければならないと切に感じます。ご家庭でも、是非話題にしてみてくださいね。

 

*今日の一言*

「勝つ意欲」は大して重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要なのは「勝つために準備する意欲」である。by ボビー・ナイト

 

女子スポーツ選手特有の健康問題

 

現在、問題提起されている「女性アスリートの三主徴」は

①利用可能エネルギー不足

②月経周期機能

③骨密度

ですがこれらの問題を引き起こす主因はやはり「エネルギー不足」なのです。

 

利用可能エネルギー不足とは・・

 

 人間は活動するためにエネルギーが必要です。そして成長期と呼ばれる時期の子供たちは身体の成長のためにも、エネルギーが必要です。

 

日々、食事から得ている栄養素やエネルギーの多くはこれらに充てられるのですが、女性は月経という、女性特有の生理機能を持ち、妊娠、出産の準備が身体の中で行われます。毎月、決まった周期で月経を起こすことにもエネルギーは不可欠です。

このようにスポーツなどの身体活動以外に、身体の機能をスムーズに行うためのエネルギーのストックがなくなってしまうことを利用可能エネルギー不足といいます。


エネルギーは食事から補給するものですが、「空腹をみたす」手段として食事をいうものを捉えてしまうと、その時期に必要とされる栄養素が不足し、健康が保たれるバランスが崩れてしまう可能性が高くなります。

 

思春期後期には、骨量の約90%を身につけると言われています。身体の成長も長年の積み上げですから、これまでの期間で骨量の増加を最大に高められないと、その後に損失を補うことは難しく、スポーツ競技においても疲労骨折が起きたり、将来的に骨粗しょう症の問題に悩まされることも考えられます。

 

一生懸命、努力して結果を残したい、自分の力を発揮したいスポーツ選手を根本から支えるのは、やはり「健康な身体」です。ここでもお伝えしている「食事」や「睡眠」の内容は繰り返し出てきますが、どうしても家庭の協力、親のサポートが子供には必要です。

 

まとめ

学校生活も、徐々に始まりつつあります。長いところでは3ヶ月間もの間、ストップしてしまっている教育現場。先生たちも例年通りにいかない”新しい生活様式”をどう反映させていくか、手探りだと思います。子供たちが「健康」というものを知識として触れる唯一の場所は保健の授業です。私の発信力ではとても狭いものでしかないので、是非とも教育の専門家に、このような知識が参考になれば、発信していただきたいです。

 

次回の内容

次回の「自宅で出来る!セルフラーニング」は ”現場での応急手当” について取り上げます!

 

今週末も、「自宅で出来る!コンディショニング on ZOOM」を予定しています。

参加希望の方はLINE公式アカウントにお友達にニコニコダウンダウン

*LINE公式アカウントに登録すると、新しいメニューが自動配信されます!*

こちらをクリック→Core Conditioning

 

ウェブサイト:

http://www.cocomisaka.com