今日のお話しは
祝日前なので
ちょっと長めになります
時間のあるときにどうぞ
私自身の
サイズのこだわりについて
レディースのお洋服を
販売していた頃のお話
既製服ですから
ある程度サイズ展開は
あっても
自分の体型に合うモノと
合わないモノがあります
今でこそ
フリーサイズが
主流となってますが
私が働いてたところは
7.9.11.13サイズと
Lサイズも
13+.15+.17+サイズ
というサイズ展開が
ありました
私は病気をするまでは
そこそこ体型も
しっかりしてたので
トップスは9号
(デザインにより7号)
ボトムは11号でした
それが病気で
ひと月で8kg落ちて
一気に痩せてしまい
2か月休んで
職場に復帰する時も
元の体重には戻らず
痩せたままでした
ショップには私服で
立っていましたので
さて、何を着よう?
もともとミセス用の
ボディでの作りのため
大きめだったのが
さらに
大きくなってしまいました
まず考えたのは
直前まで着ていた服の
サイズを直すことでした
あまりに小さくし過ぎると
戻った時に着れなくなって
しまうので、その辺りは考慮して
いつも職場でお世話になってる
お修理屋さんにお願いして
なおしてもらいました
(直し方の指示はもちろん自分で出しました)
ショップで私服を着るのは
お客様に
このブランドの服を
着てみたい!欲しい!
と思っていただくためなので
見せる(魅せる)ため
そのブランドの服を着て
表現する者として
ブカブカで
サイズの合わないモノを着て
お客様のイメージダウンに
なってしまうことは
避けたかったからです
あと、自分自身も
サイズの合わないモノを
着るのは着心地が悪いので
着たくなかった
ということもあります
たとえは
こちらのカーディガンですが
スカートにもパンツにも
バランスよくあってます
しかし
直さずにそのまま着ると
本当は私には
着丈が長過ぎたのです
というのも
ニットはあまり細かく
サイズ展開がなく
9号からしかなかったのと
私の体型が上半身が
厚みのない身体のため
そのまま着ると
着丈が長くなってしまうので
(身体に厚みがあるとほどよく
着丈が上に持っていかれます)
同じサイズを着ても
ぽっちゃりした方と
身体の厚みが無い方で
きた印象がかわるのは
こういうこと
私の体型では
お客様が着られた
イメージとは
異なってしまうので💦
お客様がお召しの時の
バランスに
近くするためと
よくはいている
ボトムとのバランスを
よくするために
この時は
カーディガンの着丈を
短くしていただきました
修理すると
修理代はもちろん
自腹ですから
痛いのですが💦
イメージが変わって
商品の良さが伝わらない方が
私にはマイナスだったので
手間とお金はかかりましたが
細かく修正をかけてました
サイズなんか
だいたい合ってればいいやん
という方もいらっしゃるでしょうが
このサイズ感は
販売するモノとしての
私にとっての『こだわり』です
他人が着てるのを
見ていても
スーツのジャケットの
袖丈が
あきらかに長過ぎるのを
見かけると
『誰かのを借りてきたのかな?』
って見えてしまいます
私服で販売する者として
その会社の商品の
イメージも
表現しているのですから
借りてきたような
サイズの合わないモノを着るのは
プロとしてどうなんだろう?
って思ってしまいます
お客様から見て
このブランドの服を
着てみたい
そう思っていただける
着こなしに
こだわりを持っていました
今や巷は
フリーサイズも増えて
だいたい合ってれば
着こなしで
カバーすればいい感じには
なっていますが
ベーシックなものを
販売しているショップでは
サイズの合ったモノを
着用している方が
最終的には
売上にもつながるのでは
無いかと思います
元に直したカーディガンは
当時何点か
お買い上げいただきましたしね
(大量生産しないからドッと売れることはないけど)
私の同行ショッピングでも
サイズがないとあきらめてる
小柄な方にも
修正すると自分に合った
サイズにできることを
お伝えさせていただいたことが
ありました
見せる(魅せる)ことは
鏡を通して
自分自身を見ることでもあります
自分に合った
着心地のものを着るのは
自分自身を
理解し、大切にすること
にもつながると思うのです
新しいものを
買うだけでなく
今、お手持ちのものを
見直してみる
というのもアリだと思います
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