平安神宮より京都御苑へ..

 

 

 

駐車場はすぐそばにありました

 

 

  

 

 

  

 

 

桜は満開ではありませんでしたが6分?7分咲きくらいかな?🌸

 

この後

 

紫式部邸へ..

 

 

 

   

 

車はそのままにして歩いて数分でした

 

 

 

  

 

いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、

いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。

はじめより我はと思ひ上がり給へる御方々、

めざましきものにおとしめ嫉み給ふ。

同じほど、それより下ろうの更衣たちは、まして安からず。

朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、

恨みを負う積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、

もの心細げに里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、

人のそしりをもえ憚らせ給わはず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。

(源氏物語原文 桐壺)

 

 

どの天皇の時代であったでしょうか、女御や更衣がたくさんお仕え申し上げていらっしゃった中に

それほど高貴な身分ではない方で、際立って帝のご溺愛を受けていらっしゃる方がいました。

当初から、自分こそはと自負していらっしゃる方々は気に食わない者としてさげすみ、

ねたみなさいます。(溺愛を受けていた女性と)同じ身分、

それよりも下の身分の更衣たちは、なおさら心安らかではありません。

朝夕の宮仕えにつけても、(その女性の行動は)人の心を動揺させ、

恨みを身に受けることが積もったからでしょうか、大変病気がちになり、

なんとなく心細そうに実家に帰っていることが多いのを見た帝は

ますます限りなく気の毒なものとお思いになって、周りの人が悪くいうのも

気兼ねなさることもおできにならず、世間の語り草にもなるにちがいないなさりようです。(源
源氏物語 現代語訳)

 

 

 

        千年の恋 ANRI

 

 

スター 今日もご訪問ありがとうございました スター

 

 

 

                                                          photo.. cocomi 京都にて