昨日は、看護学生だった時のボランティアに参加したときの話。


上京して5月の連休に、「友の会」というボランティアグループに参加し、車椅子の子供たちを連れて、いきました。


何もない時代。

団塊の世代

まだ、学生運動が残っていて、入学した看護学校も、毎夜集会の日々でした。

埼玉でしたので、狭山事件もありました。


山の中で育った私は、障害の問題や学生運動は、テレビの中のことでした。


ですので、この子供たちと街に出るのは、とても楽しい日々でした。

苦しいとも感じませんでした。


ボランティアグループ同士の横の連携もあり、さらに、筋萎縮症協会の旅行にも毎年参加して、自分たちの役割を噛み締めていました。



そして、自分でグループも立ち上げるまでに、迷いながら進んでいったのでした。


強烈な経験です。


看護婦ではありますが、考え方は福祉系です。


仕事も、障害のある子供たちの病院に入りました。


いつも、子供たちが、自分らしく生きられるような力を付けられるようにと、考えていました。


その考え方は、ずっと持っています。


現在は、子供たちではなく、年老いた方々と付き合っています。


付き合っている方々には、いつも自分らしく最後まで生きてほしいと、いつも思っています。


家族は、しがらみの中で生きています。

自分の思うように生きられる人は、そんなにいません。


何もしないでくれ とか、

何も言っても、反応を示してくれない人も、

みんな、それぞれの人生だと思うので、尊重しながら、付き合っていきたいと思っています。



私の物の考え方の基本は、

ボランティアグループに参加し、さらに、自分の考え方のグループを作って、それに賛同してくれた数多い仲間とともに育ててきました。


私は、グループを作っただけで、運営はリーダーシップのとれる仲間が、中心に動いてくれました。


考え方の基本はまげずに・・・


後から聞いた、ノーマライゼーションの考え方だと思います。



しばらく、生活に追われたり、仕事をしていた環境で、その考え方を貫くことができませんでしたが、自分を育ててきた、自分の基本の考え方を、これからも確認していきたいと思います。


自分らしく仕事が出来る幸せ・・・


一歩踏み出しましょうか。