手術日が決定してから手術の日までは1週間ほどしかなかった。

夫はその時大腸にステントという腸内を拡げる器具を装着していたので、ステントを入れておけるのは3ヶ月ほどしかないとのことで早めの手術日を設定してもらえた。


手術までの日々のことはあまり記憶がない。

入院の準備でパジャマや細々したものや何やらを買いに行ったり、夫が不在の間母に来てもらっていたのでその準備などをしている内に過ぎていったように思う。


夫が入院するまでの間に、家のお金のことも話し合った。

我が家は夫がすべてお金の管理をしてくれているので、今どの口座にいくら貯金があって、その口座の通帳や印鑑、暗証番号は何かといったことまで私は全く知らなかった。

夫とお金のことを共有したり、今まで夫にお任せしていたことなどを確認して…

あぁ、私はいろんなことを夫に任せきりにしていたんだなぁ。これからはもっと私もがんばらなくてはと感じた。


夫婦お互いいつ何が起こるかわからないのが人生!お金のことや大事なことは特に普段そんなに話し合わないことかもしれない。

でも、万が一のときのため、子どもたちを守るために、大切なことは夫婦で共有しておくのは大切だと感じた。



そして手術の日を迎える。