立ち合い出産 ~中盤編~
昨日書いた、立ち合い出産の記録の続きです。
立ち合い出産 ~前編~ は、こちら
http://ameblo.jp/cocomane/entry-11382463122.html
入院決定が決定し、助産師さんが、
『お風呂の準備をしますね
お食事、まだでしたら、旦那さんに買って来てもらって下さい。
このお部屋で、食べて大丈夫ですから』と言い残して退室。
退室した後で、
『入院で良かった。これで、帰されてもね・・・・。』と
夫婦二人で冷や汗![]()
痛がる私を尻目に、旦那は
『早く出しちゃえ
出しちゃえ
出しちゃえば、楽になんじゃん
』と
全く他人事![]()
排便じゃ~あるまし、出しちゃえって言われても、
子宮口1cmだから、まだまだなんですけど![]()
この時20時半くらいでしたかね。
『実家に連絡してくるよ』と旦那
まだまだ時間がかかることは、私自身、良く分かっていたし、
寝る間に、連絡入れたら、みんな心配で眠れなくなるから、
連絡は朝で良いと言ったのに・・・・。![]()
食料と飲み物を調達しに、行ったついでに両家に電話してしまった旦那。
後で聞いたら、結局みんな、気になって眠れず・・・。![]()
まあ~、ジイジ二人は、爆睡だったと思いますけどね。![]()
旦那に、軽食買って来てもらったけど、痛さのあまり、食べる余裕がなく
ビダーinゼリーだけ、流し込んだ。
長時間になるだろうから、とりあえず、旦那には帰宅してもらい
早朝に来てもらうことにした。
出産が近づいたら、連絡を入れることにしてバイバイキ~ン
自宅の3匹

も気になっていたし・・・。
旦那が帰ってから、お風呂へ。
助産師さんが、
『お風呂に入ると、陣痛が促進されますから、ゆっくり入って下さいね~』と
優しく微笑む。
湯船につかると、陣痛が和らぎ、とっても楽になった~。![]()
あれ![]()
助産師さんの行っていたことと、違うやんと思いながら
ゆっくりとバスタイム。
お風呂を出て、部屋(陣痛・分娩室)に戻り、横になった途端
何じゃこりゃ~!!!!?
松田優作バリの雄叫びをあげたくなる強い陣痛到来![]()
しかも、5分置き・・・。
旦那、帰しちゃったけど、さすがに、一人でこの痛みは、キツイ
でも、あと何時間続くか分からいこの陣痛に付き合わせるのもな~と
思い、電話するのを躊躇っていたところに、
枕元に置いてあった携帯に、入電。![]()
旦那 : 『どう?』と一言
私 : 『ダメ』と一言
旦那 : 『じゃあ~、行くよ』
私 : 『お願い』
この時、23時くらいだったかな?
で、結局、旦那は病院へ、リターン
23時半過ぎには、病室に到着してたはず。
助産師さんは、定期的に様子を見に来てくれるけど、
基本は、放置。
退出する間際に、
『子宮口が開いてないから、まあ~、明日5日中に生まれれば
良いですね~。朝までにってことはないでしょう』と・・・。
ですよね~。っと心の中で呟く![]()
これを聞いて、頭での中で計算が始まる。
事前に病院に提出したバースプラン。
基本的には自然分娩を考えているけど、痛みに耐えられなくなったら
麻酔分娩(和痛分娩)に切り替えて貰えるように、要望を出してあった。
ですが、麻酔医の先生のいる時間である9時~17時までの間しか
この和痛分娩ができないことは、事前に説明を受けていたので、
麻酔をしてもらえるまで、あと9時間かよ~![]()
長いよ~
と戦意喪失しそうに。。。。。
そんな私の想いを知ってか知らずか
もだえ苦しみながら、ベッドに横たわる私の頭の上から、
旦那 : 『あぁ~、高齢だと子宮口が開きにくいって書いてあるね~』って
iPhoneでの検索データを音読。![]()
うるさ~い!!!!
初産だからだ~
と言い返したかったが、返せず。
陣痛と共に、うなる私に
旦那 : 『良く声続くな~』と感心している様子![]()
うるさ~い!!!!
うなってないと、耐えられないんじゃい
ボケ~
まあ~、自分でも隣の部屋とか、うるさいのかな~と気になりながらも
うなり声を我慢できず・・・。
助産師さんが、腰をマッサージしてくれたり、例の肛門圧迫をしてくれたりすると
とっても楽になる。
見よう見真似で、旦那がやってくれ始めた。
看護師さんが、病院の備品と思われるテニスボール
を取り出そうとしたとき
『あります!』の旦那の得意げな声が病室に響く。
キョウイチ(今日一番)の声のトーンじゃないかい![]()
『スゴイ! 優秀!』と看護師さんに絶賛されて
まんざらでもない旦那のニンマリした、悪~い笑顔が脳裏に浮かぶ。
顔を見る余裕なんてなかったから、妄想ですが、間違いなく
当たっているはず。![]()
![]()
で、テニスボールで圧迫してくれるんだけど、
うちの旦那、力強すぎでして・・・・。
私 : 『痛たたたたたたぁ~
もっと弱くていいよ
』
ある意味、陣痛並みに痛い![]()
『そんなこと言ったって、俺、わかんね~』
って、まずは、ゴメンナサイだろ~![]()
小学校で習わんかったか~って、思いながら、
言い返す余裕もなく・・・。![]()
結局、強すぎるテニスボール圧迫に耐えるハメに・・・。![]()
どれくらい経ったころだろうか
深夜1時か2時くらいだったのかな~
助産師さんから
『和痛分娩までの麻酔は、麻酔科の先生がいないからできませんが、
注射で簡易的な麻酔しましょうか?』との提案
待ってました~![]()
『はい』と即答
助産師 : 『ただ、頭がボーっとしますよ』
いいですいいです。
むしろ、ボーっとしたいくらいだよ~。
ということで、簡易的な麻酔を投与。
一気に楽になった。![]()
案の定、頭がボーっとしてきて、意識朦朧。
前日から寝てないこともあり、陣痛の合間に、意識が遠のく。
旦那に時々
『今、寝てただろ
』って突っ込まれるけど
朦朧としてるから、返答できず。
幻覚か夢か分からないけど、いろんな人や動物の顔が浮かんで、
一生懸命、手を伸ばしてつかもうとしていたことを覚えている。
こんな状態が、朝方まで続き、
静かな病室には、私のうめき声と、外の雨音だけが響いていたかな![]()
汗だくになり、自分の汗臭さに、げんなりしながら痛みに耐え、
100円ショップで買ったキャップに付け替えた、ペットンボトルの
水を飲む。
唇が乾燥して、ガザガザになり、化粧ポーチからリップクリームを
旦那に取ってもらって、塗ったのも覚えている。
あの武田久美子が、分娩台で、イキミ過ぎて、シワができないようにと
オリーブオイルを顔に塗ったという話と、自分がシンクロした。
和痛分娩に切り替えたかった私は、定期的に旦那に時間を確認した。
あと7時間・・・。
あと5時間・・・。
あと3時間・・・。すれば、麻酔科の先生が来てくれるはず
と自分に言い聞かせて頑張った。
外が明るくなってから、助産師さんが、
『子宮口、だいぶ開きましたよ~。
』
マジか~
もう生まれるか~
と期待し、
『何㎝ですか?』とたずねると
『4~5㎝ですね』と。。。。。
ガ~ン![]()
まだまだじゃんか~![]()
全開まであと5~6㎝もあるやん![]()
あと何時間かかるのよ~っと、心の中で突っ込む。
旦那も疲れの色が見え隠れ。
定期的な陣痛の波に合わせて、イキミ逃しをしてくれていたが、
若干、対応に遅れが見え出した。
旦那も疲れている。
陣痛の合間に、強い睡魔が襲っているのを私にも感じられた。
責める気にもなれなかったけど、
私もかなりきつかったわけで・・・・
『おしり~
』と絶叫して、叩き起こし、イキミ逃しを命令。
旦那も、朦朧としているためか、さらに力加減の調整が効かなくなっていた。
朝になり、助産師さんたちの交替時間。
8時くらいだったのかな?
年配の助産師さんが、入って来て、
『実習生がいるんですが、立ち会わせて頂いて宜しいですか?』と聞かれ
断る理由もなかったので、OKした。
助産師さんたちは、出産まで時間があることを分かっているから、と
他の業務の合間で、様子をうかがいに来てくれるだけでしたが
実習生は、私にベタ付きしてくれ、
疲れた旦那に代わって、イキミ逃しを手伝ってくれた。
さ、さすが
実習生とはいえ、さすが看護師さん。
旦那とは、違う~。
おかげで、旦那は部屋の隅のソファでチョイと仮眠。
しばらくして、助産師さんに
『先生に、破水させてもらって陣痛促進しますか?』って聞かれ
そういえば、私、これだけ痛いのに、
破水してない~
と気づく。
痛みに耐えながら、
私 : 『はい。破水させてください』とお願いした。
程なくして、先生が入って来て、じゃあ~準備してと看護師さんたちに
指示を出す。
おねしょマットみたいなものを体の下に敷かれているのを感じながら
されるがままに、身を任せる。![]()
先生 : 『じゃ~、いきますよ~』と優しい口調で言ったかと思うと
パチッ
パチッ
と音を立てながら、卵膜が破かれ
生ぬるい羊水が、流れ出すのを感じた。![]()
先生 : 『これで、また早まりますよ~
でも、お母さんの骨盤の出口付近が狭いから、
赤ちゃん、なかなか通れないで、頑張ってるから
お母さんも頑張って~
』
と言われた。
な、何
骨盤の出口が狭くて通れないかも![]()
帝王切開は、避けたいという思いが脳裏をよぎる。![]()
だって、帝王切開になったら、入院日数が伸びる。
旦那の海外出張出発にかぶってしまう~と、考える
冷静な自分もいたりして。
そんなことを考えていたら、陣痛がさらに強まる![]()
病院からもらった資料には、
「ワルツのリズムで呼吸しましょう
」とか
「マーチのリズムで呼吸しましょう
」とか書いてあったが、
そもそも、ワルツとマーチのリズムで呼吸ってどんなよ![]()
痛すぎて、こぶしの聞いた演歌のリズムで呼吸していた私。
助産師さんや実習生に
『ふ~』って息を吐きましょうって言われても
『は~』ってしか吐けないし
それでも、助産師さんたちは、
『上手ですよ~』って褒めてくれる
。
自分で、全くできていないことは分かっていたが、
こんな簡単なことが、全くできないなんて。。。。
『ふ~』って言うだけなのに・・・・。![]()
でも、もう、なりふり構ってられないとは、まさにこういうことですね。
旦那の携帯がなった。![]()
おそらく、様子をうかがう両親からの電話だろう。
旦那は、部屋の外へ・・・。
さらに、立ち合い出産の珍道中は、つづきます![]()
おまけ![]()
あんなに大変だったことなど、全く知らず、今日も良く寝ています。
一度寝たら、4時間は寝てくれるので母は暇過ぎて、ついついブログが
長~くなってます。![]()


