ちょいとまた小説の感想いきまする
昨日言っていた、中山七里さんの本です
昨日読み終わったので、感想言わせてくれ。
「能面検事」
何人かお決まりのキャラが出てくる中山七里さんの本で、新キャラですたぶん。私が読んだ中では。
タイトルでわかるかと思いますが、
喜怒哀楽が顔に全く出ない、仕事人間の検事さんの話です
中山七里さんの本だと、私は「~の○○曲」シリーズが大好きなのですが、それは弁護士でした
今回は検事
いや~~~
とっってもおもしろい検事さんでした
どんな脅しや世間体も気にせず、自分を貫いて動く能面検事不破さんがとにかくカッコ良かったです
こんな検事さんがいたら、冤罪なんてなくなるんだろうな
大阪の警察官がこれを読んだらどう思うんだろう…っていうくらい、
府警がとにかく悪者になってます
どんまい
でも、ありえない事ではないというか…
実際にこんな事が起きているんじゃないかって思わせるくらいリアルで、
警察不信になりそうです
そんなもんだよね。
弁護士目線の話を読むと、警察や検察官に不信を抱くし
検察官目線で読むと、弁護士不信になるし
警察目線で読むと、警察上層部不信になるし
本やドラマって、上からの命令に逆らえない警察や、身内の罪を隠そうとする隠蔽工作とかよく出てくるから
警察が可哀想にもなる
この本の不破検事は、そんな上層部からの命令も無視するし
身内の罪を思いっきり暴露しちゃうし
読んでてスッキリ
事件も、どんでん返し起こりまくるし
あースッキリ
今回、感想だけなので詳しい内容は書きません
一言だけ言えるのは、
ぜひ能面検事の続編をお願い致します
中山七里さんなら、きっとまた書いてくれると信じてます