来る閏日に解散するという
東京事変のライヴに足を運びました。
「Bon Voyage!」と、
彼らの出港を見守り
めいっぱい手旗を振る、
会場を埋め尽くす大勢に、
彼らを愛している人がこんなにもいると
いう気持ちで
私を満たしました。
好きなうたのひとつ、
「勝ち戦」では、
「誰もわかっちゃくれない」
「私がどこにも属さないから」
「分類されるほどヤワじゃないってんだ」
という英詩が歌われますが、
分類されないもの、
ここにしかないもの、
形容しがたいもの、
それを目指す彼らの姿に
心を強く動かされます。
椎名林檎さんは、
ファンブック「チャンネルガイド」のなかで、
「ライヴとは約2時間のなかでお客さんの買って下さったレコードに魔法をかけること。」と
おっしゃっていますが、
素敵な魔法のなかに居させていただいた
2時間でした。
生のコエは、やはり深く響くものがあって、
いくつかの歌で、涙が止まりませんでした。
刹那的で疾走的なナンバーが続きます。
解散を決め、未公表だった段階で、
ライヴ「ディスカバリー」や、
曲の発表をされていたと思うと
感慨深いものがあります。
「空が鳴っている」の歌詞や、
「ハンサム過ぎて」の歌詞、
音と共に「ことば」が入ってくるのを感じます。
「師匠」亀田さんは、
ミュージックステーションで、
「解散もまた潔し、
いまは来るゴールに向けて疾走する日々です」と
いうようなコメントをされていましたが、
目指す場所、
現段階での最終地点が明確にあって、
そこへ向けて全力を尽くすという姿もまた
美しいものですね。
Bon Voyage,
もちろん、
私の再生装置で何度でもよみがえらせますとも。