2024年3月9日(土)

13冊目の著書の

コンセプトをまとめた

「はじめに」(仮)を

特別に公開します🌸

 

はじめに

 

 

この本は、「パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断・・・数多くの診断システムが乱立している中で、考え方の流派や時代を超えて迷いなく“似合う”色、質感、柄、形を見つける方法」を書いた本です。

 

「流派や時代を超えて、だなんて本当にできるの?」

 

そう思うのも無理はありません。パーソナルカラー診断ひとつとってみても、4タイプ〜48タイプと様々な診断システムがありますし(2024年現在)、外見の個性を分析する新たな考え方やシステムのようなものは次々と登場しているからです。

 

また、「イメージキーワード」ひとつとってみてもその捉え方は人によって様々ですし、それが示す範囲だって時代とともに変化していく可能性を秘めています。

 

さらに、人が人の「似合う」を診断していく以上、各個人の主観や趣味嗜好や経験値など、様々なものが合わさって抽象度が高いものになってしまうことも否めません。

 

そんな中、本書では、誰もが簡単にできる“似合う”個性の見つけ方をシンプルにまとめました。

「多様性」のこの時代に、年齢や男女関係なく使えますし、人種が違っても関係ありませんので、様々な言語に翻訳して世界に展開できると考えています。

 

申し遅れました。改めまして「帝王紫やえ」(むらさきやえ)です。

「あなたのなりたい姿、ありたい未来を、色とスタイリングの力で実現する人間」です。

 

1998年から色の世界に入り、ずっとこの業界を見てきた私が思うこと、それは「原理原則はいつの時代だってシンプル」だということです。

 

色に恋して四半世紀以上、色が好きすぎて自分の波動が高まる色を苗字にまでしてしまいました。

この本は通算13冊目となりますが、今の名前に変えてからは初めての本になります。

類書を2011年に出版していますが、その復刻版となるようなものが本書です。

原理原則をまとめた決定版ですので、この本が今世最後の本になるかもしれません。その気概で執筆させて頂きました。

 

元々はDICカラーデザイン株式会社でカラーリストとして勤務、その後独立。法人様向け研修のほか、個人様向けスタイリング&カラーブランディング、メディア向け執筆や記事監修、後進の育成としてCoCoカラースタイリスト養成講座などを主催しております。

また、大学の経営学部やビジネス系専門職大学などでも「色彩学」を担当しております。

 

ここに載せた内容は、本当にシンプルな「色彩学」のベースが基本になっています。

「色彩学」は「心理物理学」。自然界や人間の摂理の原理原則絶対法則とさえ言えると思っています。

色彩学には「光学」「物理学」「生理学」「心理学」・・・様々なものが含まれますが、本書の大きな根拠やロジックはその中でも「色の三属性による心理効果」が大半を占めています。

その、時代や国境を越えて永遠に使えるロジックを「質感」や「形」といった色以外の「デザインの三要素」に応用し、展開した内容となっております。

 

また、本書の最後には、先人たちがすでに発見&研究してくれた有名な「錯覚や錯視」を挙げ、それを生かしたスタイリングのテクニックについても触れています。

なぜなら、“似合う”はあくまで現在地の把握であり通過点なので、「こう見せたい&見られたい、こうなりたい・・・」などの目的地に向かうためには、それらの錯覚錯視のテクニックが必要になる場合もあるからです。

 

そもそも私が色に魅せられ、仕事をする意味。

それは何より自分が長い間、人生に迷い、生きづらさを抱え、生きにくい毎日を送ってきたからだと思います。

もともと幼少期よりコーディネートすることは好きでしたが、23歳の時に改めて「色」の本質に出会い、恋に落ち、とことん学び、そしてさらに「ファッション」の楽しさを覚え、「スタイリングの力」を使ったことで、私の人生は本当に大きく変わりました。

何より自分らしく、楽しく生きられるようになりましたし、色に出会っていなかったら今頃どうなっていたかと思うと恐ろしくなるほどです。

 

ありがたいことに、私のコンサルを受けた方からは「人生、生まれ変わりました!」とおっしゃっていただくことが多いですが、いや、実は生まれ変わるんではないんです。

本来の自分らしさを取り戻す感じ。なぜって、

 

「らしさ」も「似合う」も、全ての答えはすでにその人の中にあるからです。

 

だから私たちは、お客様が生まれながらにして持っていたけれど、忘れてしまっていたり、気づいていなかったり、眠っていた「個性のタネ」に「光」をさして「水」をあげるだけです。

そうすると、みるみるうちに世界で一つだけの花が咲き始めます。

 

決して「分類」しない。「診断」しない。
 

お客様のなりたい姿、ありたい未来に向かって、併走させていただく。うちのコンサルって、コーチングに似ています。

 

「このコースを受けたらどうなれるんですか?」と、よく聞かれますが、その逆に「あなたはどうなりたいですか?」それを私にたくさん聞かせてください。

その目的地(GOAL)に向かって、まだ世に知られざる「色とスタイリング」を使ったブランディングのチカラで現在地から目的地まで一緒に併走させて頂きます。

 

現在の診断システムは、タイプ分けの数は様々あれど、どれも「分類」するものが主流になっているように見受けられます。

本書でも分かりやすさを求めて「春夏秋冬」で表現してはおりますが、そのどこかのタイプに「分類」したり、押し込めるようなものでは決してありません。またそれぞれ事例として挙げている「色」や「質感」や「柄」や「形」も、必ずそのタイプでなければならないと限定しているものでは決してありません。

 

元来、「物」も「人」も、その「個性」は「多様」で「多面的」

 

「どちらにも当てはまる」ことがあったり、「どこかとどこかの間」におさまったりと、本当に様々です。

決して分類で押し込むのではなく、それらもひっくるめて、「個性」としてしっかり拾って見ていく。

ここが類書とは圧倒的に異なるポイントです。

それらを「色」だけではなく、その他のデザインの三要素である「質感」や「柄」や「形」も見て行くことになるので、無限大の数の個性に気がつくことができます。

 

この本は、パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断など・・・を提供するプロのパーソナルカラーリスト、イメージコンサルタント、パーソナルスタイリストさん向けに、今までの迷いをなくし、仕事に活かせるようなテキストとなるように執筆致しました。

様々な診断システムが登場する度に、堂々めぐりになって迷っている方に特に読んでいただきたいものとなっております。

 

文字数は多いですが、内容はとてもシンプルなので、それらの診断サービスを受けたことはあるけれど、いまいちピンときていない、という方にも是非手に取っていただきたいと思っております。

 

それでも迷ってしまったら・・・このフレーズを是非思い出してください。

 

「似たものどうしは、調和しやすい。」

 

人間が持っている「色」「質感」「柄」「形」の要素、それらと似た「色」「質感」「柄」「形」の要素を持つファッションアイテムは似合わないわけはありません。

むしろ、人間が持つ個性を、ファションアイテムが持つ個性で繰り返し再現することで、個性が2倍&3倍と強調され、「その人の唯一無二の存在感がより一層際立ち」ます。

 

着ることは生きること。生きることは着ること。

 

どうか本書を通じて、ファッションで迷う人たちが一人でも多く減り、多様性の時代に自分らしく生きられる人が一人でも多く増えたとしたら本当に嬉しく思います。

 

2024年5月8日 帝王紫やえ

 

 

 
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