こんにちは、ココロナビ編集長のSayoriinaです。


皆さんは、アティテューディナル・ヒーリング(AH)という言葉をご存知ですか?

アティテューディナル・ヒーリング(AH)とは、
心の平和を唯一の目的とし、自分の責任で心の姿勢(アティテュード)を選び取っていくというプロセスです。

恐怖や不安、怒りや自責の念という感情にとらわれて
「敵」のいる人生を過ごしていくのか、

それとも、こういった感情を手放して無条件の愛を感じながら

という選択は、個人の力で自由にできるという信念が
その根底にあります。

前者の心の姿勢を「怖れ」と呼び、後者を「愛」と呼びます。

「怖れ」を否定するのではなく手放すことが、
アティテューディナル・ヒーリング(AH)の中核です。
(以上、アティテューディナル・ヒーリング(AH)とは より抜粋)


アティテューディナル・ヒーリング(AH)の12の原則

  • 私たちの本質は愛であり、愛は永遠である。
  • 健康とは心の平和であり、癒しとは怖れを手放すこと。
  • 与えることは受け取ること。
  • 私たちは過去も未来も手放すことができる。
  • あるのは今このときだけ。
    すべての瞬間は与えるためにある。
  • 私たちは裁くのではなく許すことによって、
    自分や他人を愛することができるようになる。
  • 私たちはあら捜しをするのではなく
    愛を見つける人になることができる。
  • 外で何が起こっていようと心の平和を選ぶことができる。
  • 私たちはお互いに生徒であり教師である。
  • 私たちは自分たちを分断された存在ではなく
    一つのいのちとしてとらえることができる。
  • 愛は永遠のものなので、死を怖れる必要はない。
  • どんな人も、愛を差し伸べているか、助けを求めているか
    のどちらかととらえることができる。

私たちは、不安や怒りや悲しみといったネガティブな感情を感じたとき、
その感情を感じたきっかけとなった人物を責める傾向があります。

たとえば、一生懸命作成した仕事の資料を上司に提出した際に、
「こんな資料じゃダメだ!作り直しをしろ!」
と、頭から否定されると、とても悲しい気持ちになります。

そして、時には「私はダメな人間だ」と自己否定の気持ちを抱くこともあります。
さらには、自分を否定した相手を責める気持ちも出てくるかもしれません。

そんな時、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の原則、
6 私たちは裁くのではなく許すことによって、自分や他人を愛することができるようになる。
を思い出してみてください。

「作成した資料の作り直しをするよう指示された」という事実だけを受け止めて
自分や他人を否定することなく、対応策を考えればよいのです。
12 どんな人も、愛を差し伸べているか助けを求めているかのどちらかととらえることができる。
という原則を元に、人を捕らえなおすと、

相手を非難したり、不満を訴えたりする人は
「困って助けを求めている人」と考えます。
そう考えると、相手に対する見方や感じ方も変わります。

不安や怒りや悲しみといったネガティブな感情は、
受け止め方を変えることで、違う形に変化することができる。

そのことを、アティテューディナル・ヒーリング(AH)の原則が教えてくれています。

自分や他人を「ダメだ」「いい」などと「評価」することをやめれば
ココロの平和を得ることができます。

特に、セラピーやカウンセリングを受けに来られる方は、
自己否定感が強い方が多いものです。

そのような方は、ぜひアティテューディナル・ヒーリング(AH)の原則を元に、
自分を悪く評価してしまう思考パターンを変えられると、
もっと楽に毎日を過ごすことができると思います。

ぜひ、参考になさってみてください。


⇒ アティテューディナル・ヒーリング(AH)

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