ブログネタ:動物園と水族館、どっちが好き?
参加中
本文はここから
バイト先の居酒屋にやって
来るお客たちを見ていると
さながら、そこは動物園
だと思うこともある。
多くの客はただ酒を飲み
注文した食べ物を食べ
仲間たちと穏やかに談笑
して帰っていく。
中にはそれが白熱して
興奮して、つい大声を
張り上げたりする客もいる
が、そういう客でも、そういう
自分に我に返り、周囲を
見回して大人しくなるのだ。
だが中には許し難い客も
いる。
いくら、そちらがお金を支払う
とは言え、店員側から見れば
あんまりだろ!と言いたくなる
輩もいるのだ。
そういう客はやはり年末年始
に多く見られる。
『おいっ、お前!』
店員に向かって、いきなりこんな
態度に出る客がいた。
野久保も、そいつの犠牲になった
ことがある。
その時、野久保はそいつに帰る
から、タクシーを呼べと言われた。
幸いにも、仲間が
『いや、結構です、こちらでやり
ますから!』
と言ったので何とか、その場を
切り抜けることは出来た。
フラフラした足取りでそいつは
仲間と店を出ていったのだが
相当酔っていたのだろう。
ビールと鶏のから揚げを交互
に注文しつつ、それらを目を
半開き、薄目に半開きしつつ
飲み食いし続けていた女も
いた。
そういうのはまだ害がないので
まだかわいい部類には入る。
珍獣、害獣、寝獣、吐獣・・・・・・
野久保にとってバイト先の
居酒屋はある種の動物園だと
言っても過言ではない。
成人式が終わった夜、新成人
のガキどものがおそらく店に
やって来る。
その時も、珍獣、害獣のお出まし
となるかもしれない。
今年も、獣に遭遇する夜も必ず
やってくるだろうが、年々野久保も
そういうことには慣れてきたよう
気がしている。
しかし、新種の獣がお出ましに
なる可能性もあるわけでも
今年も毎夜、気の抜けない夜
を過ごさねばならない。