ブログネタ:砂で作ってみたいもの
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そろそろ島から出たい。
世間のネガティブな自分に対する
風当たりに嫌気がさし、都会を
後にした父ちゃんであったが、
無人島に来ても決して、彼の
心が高揚することも、落ち着くも
全くなかった。
だから島を出たいと言う願望は
そこに来た時から当然のように
持ち続けていた。
しかし父ちゃんとて、プライドが
ある。
そこで無人島で寂しさを感じつつ
泣き暮らしてきたのだ。
しかし何よりも彼がその無人島
に居ついた理由はそこまで来た
イカダがいつの間にか流されて
しまからであった。
もしイカダがあったり、ボートの
救援があれば、父ちゃんはそれ
に乗って、さっさと都会へ再び
逃げ帰っていたであろう。
『絶対このままでは終われへん
からな!!!!!!!!』
泣いたり、喚いたり、忙しい
父ちゃんはそんな合間に
そんな決意めいた言葉を
言ってのける。
とにかく、ここで生涯を終える
かもしれないという一種
世捨て人めいた願望はどう
いう訳か、ここ最近、急激に
島からの脱出へと傾き
つつあった。
そこで父ちゃんは島の中から
流木その他、ありとあらゆる
木を探し、砂浜へと集め
始めることになった。
島抜け。
父ちゃんは今、それを真剣に
考え始めたのである。