初夏の爽やかな朝、わたしの大切な弟が亡くなりました。
その日、わたしはいつもよりも清々しい朝を迎え、新入社員として入社したばかりの会社に出社しました。
母のメールに気がついたのは午前10時過ぎ。
ふと携帯を見たときでした。
「今すぐ帰ってきて」
それだけでした。
嫌な予感はありましたが、理由がないとさすがに早退できません。
「何があったの?」
「○○が亡くなった」
そのあとのことは覚えていません。
気がついたら泣き崩れていました。
会社の人に付き添われやっとのことで家に帰り、母と父と合流しました。
母は泣きながらわたしを抱きしめ、
父は「お父さんのせいでごめんな」と言って涙を流しました。
父の泣く姿を見たのはこれが初めてでした。
大変なことになったと思いました。
弟にはすぐには会えませんでした。
警察が現場検証を行っていたからです。
わたしはできれば何も見たくはありませんでした。
見たら現実になってしまうから。
少し辛くなってきたので、また次回へ続きます。
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