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雫石雪乃です。

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癒し・ヒーリングラン

いろんなものを読んでいると、名医と呼ばれるお医者さんは

「先生！私の病気を治してください」

とお願いされると、

「何を言っているんですか！あなたが作った病気はあなたが治すんですよ」

と優しく諭されるという話をよく見聞きします。

「病気は自分で作った」

「自分で治せる」

という発想がない人はこの返しにすごく驚くようですが、

これが一番の回復への近道だと私も思います。

先日の記事で紹介したこちらのyukkaさん（＠強迫性障害）

お恥ずかしながら
私は「救ってくれる人」を探していたクチです。
当時はそんな事、気づいていませんが。

ある時「怖い」という思いに支配され生活困難になり一番初めはネットで見つけた心の相談室的な所に電話しました。

何を言ってもおうむ返しに「そうだったのですね〜」と優しく返されて私は
「そんなマニュアル通りの傾聴はいらんっ。どうしたらいいのか教えてくれるとこはないか。」
とさまよいながら紆余曲折を経て雪乃さんに辿り着きました。

そこでバシリと私の依存心を指摘されました。

「こんなに自分で何とかしようと思っているのに」
怒られた…
呆れられた…
見捨てられた…
怖い、どうしよう…

とパニックに。
まだ残っているセッションも放り投げて（3回コースの2回目で脱落）雪乃さんから逃げ出しました。

そこから数ヶ月、
「なんで？
私のどこが依存しているの？」
という思いと戦いながら
それまでに雪乃さんから頂いたヒントを確かめるように一つずつ色々な体感を積んでいきました。
それこそ大泣きしながら。

そしてとうとう
自分が誰かに助けてもらおうと依存している事に気づいた時、
「本当じゃん…」
と思わず台所でがっくりうなだれてしまいました。

まだまだ根深く依存や正解病が顔を出しますが

とにかくソレに気づく、細かく気づく…ですね。

逃げ出しはしましたが結果、
一つ一つ「雪乃さんの言葉は何を伝えていたのだろう…」と
自分なりに確認したり
自分なりの答えを探す事に繋がりました。

「優しいってことは厳しい」
雪乃さんの本当の優しさに触れた事、
この場に私も参加できる事、
感謝しています。

…という私の体験談でした。
出来れば皆さんにはナイショにしておきたかった私の恥ずかしいハナシです
カミングアウトモヤモヤです。

…さて、モヤ活行ってきまーす

なんだかんだ言って最終的に私のところに戻ってきてくれて、

「どうぞ私の体験を”分からない人代表”として使ってください」

とありがたい申し出をしてくれました。

そして、今では自分の体験をもとに感情解放やその他のことについて色々とイラストなどにして紹介してくれようとしています。

私のことなど怖かっただろうに、こんなにも私にとってありがたい存在になってくれました

ちなみに1年前のyukkaさんは外出もままならず、食べられるものも制限されるような（バイキンが怖くて）生活をされていましたが、今では外出もできるようになりお仕事もされています✨

そんなyukkaさんの例で「依存と自立」について考えてみたいと思います。

yukkaさんに

「依存している」

という言葉を使った時、私はこんな風に表現しました。

「yukkaさんは頑張っているというけれど、ただベッドに横たわって私が持ってきた薬を飲み、動かせと言われた体を動かし、

”次は何をすればいいですか？？”

と言っているだけのような感じに見えるんですよ。それでは私に依存しているだけで、自分で治ろうとしていないから治りませんよ」

とかなんとかそんなことを言ったように思います。

これにyukkaさんがガーンとショックを受けたことはわかっていましたが、当時の私にはそれ以上どういえばyukkaさんに伝わるのかがわかりませんでした。

要するに私も未熟だったのです。　

1年経って、yukkaさんが自分の依存に気がついた時、こんなイラストを描いて送ってくれました。

見えるかな？

ちょっと拡大してみてもらえると嬉しいです。

これを見て分かる通り、yukkaさんにとっての「頑張る」は、自分でカウンセラーやセラピストを探すことだったり、言われたことを言われた通りにやることだったのです。

だから、

「私は私のやれることをこんなにも精一杯やっているのに、依存しているって何！？」

となったのですね。

でも、私が求めていたのはそういうことではなくて、自分で自分の心と体にちゃんと向き合って自分を理解する努力をして欲しかったのです。カウンセラーを見つけるところまでは自分。でも、そのさきは全部カウンセラーにやってもらう、ではなくて。

いくらスピリチュアルとはいえ、クライアントさんの頭の中や体の中で何がどうなっているかなんて、本当のところは本人にしかわかりません、自分で理解することでちゃんと納得して欲しかったのです。

だからこそ、自分で自分の内側をよくよく観察してもらって、

「どこがどうなっています。これはできそうにありません」

などときちんと伝えてもらうためにも自分の内側の観察を一生懸命やってもらいたいのです。

私がやれることは

「どうやって自分の内側と向き合って自分を観察するか」

その方法を教えるだけ。だからこそ、その部分は丁寧に丁寧にやっているつもりです。

でも、

「私にはできない」

「私には分からない」

そういう思いに囚われてしまっていると、そもそも取り組むことさえできないので、その「できない、分からない」の呪縛を解くことも大事。

『◆分からない、出来ないと言ってしまいがちな人』こんばんは。雫石雪乃です。ブログランキングに参加しています。ポチッと押していただけると嬉しいです。癒し・ヒーリングランなんだろう。オープンチャットで本気…

ameblo.jp

「できない」も「分からない」も、事実ではなく思い込みにすぎません。

ここで↑書いているように

分かろうとすること

そのことにエネルギーを使うことを努力するということ、頑張っているということだと私は思います。

言われたことを言われた通りにする

そういういい子ちゃんの姿勢でいたままでは、

分かろうとするエネルギーが動き出しません。

それはつまり自分のエネルギーを使わないということ。

これが

依存

なんですね。

逆に、こちらも相手に良くなってもらおうとたくさん考えてエネルギーを使う。

相手の方も、自分で理解しようとたくさん考えてエネルギーを使う（例えば、”なぜこれをやれと言われているのだろう”とその真意を汲み取ろうとするような形で）。

そうすると、どちらも同じぐらいにエネルギーを使っているから依存ではなく

自立

になります。

何事もそのようにして自立して初めて、いろんなことがうまく巡っていくようになるのです。

逆にどちらか片方だけがエネルギーを使ってもエネルギーが巡ってはくれません。

分からない、できないことにぶつかった時、

分からない理由、できない理由を探すのを一旦やめて、

「どうやったらわかるようになるだろう？」

「どうしたらできるようになるだろう？」

そんな風に考える癖をつけてみてください。

そうするだけで、ふっとその答えが浮かんでくるという経験がたくさんできるようになります。

ぜひトライしてみてくださいね✨

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