こんばんは。

雫石雪乃です。

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昨夜、珍しく実家（宮城）の父から電話がありました。

久しぶりの電話は、可愛い娘（？）との会話が嬉しかったのかとても楽しそうな様子。
でも、私はあまりにも久しぶりすぎて父の強烈な東北訛りが聞き取れなくなったという衝撃が。笑

そんな父との会話。
聞き取れた部分を推測を交えながら話を繋げてみると、どうやら愛犬のラッキーを怒ったら、ラッキーが拗ねて首輪をすり抜けて脱走してしまったらしいのですね。当たり前ですが、犬でも怒られるのは嫌なのです。笑

でも、父曰く、

「どうせ行くところもないから、その辺をうろついているだろう。オラがいると帰ってきても怒られると思って、家に近寄れなくて困っているんだろう。まあ、U子（姉）が仕事から帰ってくればなんとかしてくれるだろうから、放っておいている」

とのこと。
父の言うとおり近隣には家もほとんどなく道路も遠く（笑）、迷惑をかけることもないので放っておいても大丈夫なのだろうと思い、

「そうか、そうなんだね」

と話を聞いて電話を切りました。

そして今日。
よもやルーティンと化している姉とのLINEで、姉が

「ちょっと聞いて！
私、今年完全に「課題の分離」が出来るようになったんだけど！

凄くない⁉️あの私がよ‼️
もう他人に振り回されることは、なくなったよ！」

と送ってきました。姉のいう課題の分離とは、「自分の問題」と「相手の問題」を分けて考えて、相手の問題には手出し口出しせずに黙って見守り、自分の問題にのみ取り組むということです。

本人が

「あの私が！！」

というぐらいですから、姉はこれができないことに相当悩み苦しんだのでしょう。

それが甥っ子の一件があって、

「もしかして、どんなに苦しくても相手の問題に口を出さないと言うことはすごく大事なのかもしれない。動けなくて苦しい、というのは息子が取り組まなければいけない問題。
私が取り組まなければいけないのは、余計な口出しをして自分の意のままに相手を動かしたいという欲求を手放すこと」

と気がついたのだと思います。

『◆不登校の息子さんにかけた言葉２』こんばんは。雫石雪乃です。ーーーーーーーーーーーーーーーー初めての方はこちらからお読み下さい。ーーーーーーーーーーーーーーーー続きです。お母さんに死…

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それで、その気づきを実践するうちに、

「これは魔法のようにすごい方法だ✨
ちゃんと分けて考えて、自分の欲求を手放したらもう他人に振り回されることはないんだ。

相手も自分で学ばなければいけないことがあるんだから、

相手のことは放っておいてもいいんだ

（放っておかないとダメなんだ）」

ということをこの一年を通して完全に理解したようです。

そんな姉ですから、家に帰って

「ラッキーが家出しちゃったからなんとかして！お姉ちゃん❤️」

という態度の父に、なんの手も差し出す訳がありません。

どんなに父が

「Ｕ子がなんとかしてラッキーとの仲を取り持ってくれる✨」

と期待しても、我関せずの知らんぷり。
父が焦ろうが怒ろうが、そこには父の中にも

「怒ってでもなんとかして相手を自分の意のままに動かしたい！！！！」

という欲求があることが分かっていますから、

「その欲求を満たしてあげることは私の仕事ではない」

とのらりくらりとかわし続けたのです。