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私を幸せにして欲しいなぁ
私から逃げないでよ
僕が先を歩いても
相手は後ろをついてくる
あなたが
私を幸せにするんだから
僕が不機嫌で先を歩いても
相手は1人になりたくないから
僕の後ろを離れてついてくる
僕が右に行くと
相手は何も言わずについてくる
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最初は君も
僕の後ろを少し離れてついてきた
いつものように
僕は提案する
右に行きたいのだけど、
絶対に右がいいと思う!
右に行くよね!
君は
私は行かない!
と即答した
え?じゃあ、どうするの?
右じゃないならどこへいくの?
君がどちらへ行くのか
気になって仕方がない
俺が提案する道は
安全だし、
俺が守ってやれるルートだ
なのに、何故、拒否した……?
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君は色んな道を模索して
自分の進む道を見つけ出した
私はこの道を行く!
え……?
あっけにとられて
驚く僕を見ないで
君は自分の決めた道を行った
ずっと僕の後ろを
ついて歩いていたと
僕が思っていただけで
君は自分の行く道を
キョロキョロ探しながら歩いていた
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どうして
僕の提案した
安全なルートを選ばなかったのか
だって私には向いてない!
私にはこっちの道が向いているから
ま、まぁ、そうだね……
ぼくの心配をよそに
君は自分に合うルートを
しっかり見つけ出していた
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しんどくなったら
頼っていいからね
僕の提案した道があるから
もしかしたら
僕を頼る日がくるかもしれない
と淡い期待をしたけど
すぐに崩れ去った
僕の提案するルートを蹴って
君は自分が見つけ出した道で
別人なくらい輝く自分を手に入れた
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自立した女性がいい!と
思ってはいたけど
君はまさにその女性
自立した女性がいい!
だけど、
自立した女性は
幸せにして欲しい!なんて
後ろをついてこない
後ろを振り返ったら
【あ、あれ?どこいった?】
いきなり消えてしまう
君からのメッセージが届く
私はこちらの世界で
自分を幸せにするために
楽しみながらやってるよ!
ニッコリ笑う君の写真
僕の知らない世界で
君は生き生きと
自分を磨いて生きている
いつの間にか
僕の後ろを歩いていた君が
別ルートを歩き、
僕よりかなり先を歩いている!
【えーー!!】
そんな……
輝く君に嫉妬を感じながら
僕は自分の世界で生きるしかなかった
後ろを振り返っても
もう、君の姿はない
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僕が提案しても
ついてこない
僕がいなくても
君は君らしく生きている
そんな女性を
この俺が幸せにできるのか??
これまでのやり方が通用しない
全てがちっぽけに思えて仕方ない
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僕も新しい道を探すことにした
今までの世界を終わりにして
まだ舗装されてない道
気を抜けば、何かにつまづく
急に蛇が出てくるし
落とし穴も出てくる
君も同じように
舗装されてない道から
自分の道を作り上げたんだ
このまま、終わりにしたくはない!
今日は歩き疲れたから
ここで休もう
小さなテントの中で
体を休める
明日は何があるか分からない
空気が澄んでいるから
夜空がとても綺麗だ
ああ、生きている!
決められた世界を離れたら
生きている実感がある
