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先日 兵庫県芦屋市にある芦屋神社にて “お醤油作り体験”に参加してきました。
芦屋神社といえば 最近初優勝をした貴景勝の優勝の際に映った場所で貴景勝を応援する、力士の地元の神社です。
このイベントは 日本四季大学という 昨年より通っている学校が企画してくださった醤油を知るイベントでした。
『調味料は少し高くても美味しいものを使うのよ 一回に使う量はしれてるからね』
昔から祖母や母はそういわれて油やお醤油は少し気を遣っている方だと思っていたけれど、私は実際何も知らなかったのだなということを実感した一日でした。
目の前にはお清めが済んだお水と醤油の材料が置いてあります
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約一年かかって育てていく醤油
正確に言うと、醤油の中の微生物が居心地よく過ごすためにすごしていたら、醤油というものができると聞いて、 醤油について知らないことだらけで目から鱗でした。
驚きと、近年の安さと簡単さを求めてしまう人間の食についての意識の危うさに、 少し怖くなったほどでした。
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醤油というのは何からできているのか?
丸大豆って なに?
国産大豆の割合は?
遺伝子組み換え大豆はその中でどれくらいあるのだろうか
醤油がとっても安くなった理由はなんだろうか?
そんなお話を伺って どんどん恐ろしい気持ちになってしまったのでした。
高い醤油はどうしても売れないから それぞれの地元にあった醤油の蔵は倒産していき、大手の会社が食卓のポピュラーな醤油になったこと
手に入りやすい価格で買えるようになり 流通している醤油の8割は 脱脂加工大豆(大豆から油分を取り除いたもの)が原料だということも知りました。
安価に短時間でうまみ成分の高いものをつくるには 脱脂加工大豆を使い、そして微生物を過剰に働いてもらって出来上がったものがほどんどだと知りました。
油やみりん、酢、だしの素、マヨネーズ、ケチャップ
それからソース
南蛮漬けの元 ドレッシング、混ぜるだけで美味しく完成するレトルトモノ。
私たちはなんでも簡単に美味しいものを食べることができているので その“手間”とか 作業の大変さをなかなか実感できません。
本来の作り方の醤油の話を伺って、大豆と塩、そして麹の力で 目に見えない微生物が過ごしやすい環境を作る際に 偶然できた賜物のようなものが 醤油だったのだということが知れ事はとってもあり難かったなと思います。
用意してくださっていた塩と水、醤油の材料を混ぜこんで。
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最初は毎日混ぜて触り過ぎず、 放置しすぎず。
子育てと一緒といわれました。
難しいー!
1年間毎日 #醤油時間 を過ごしていくこととなります。
それから一番搾りの大豆を頂きました
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搾りたての醤油はとっても美味しくて、 驚きでした。
何もかもこだわり過ぎると生きずらいし、大体そんなことしていたら生活できない。。
スーパーで何も買えなくなる。。 そうなんです
裏の表示をみたら色々入っていないものなんてもはやないも同然。。。
便利で、それもそれであり難い。
それでも食の仕事をして行くうえで 自分なりに大事にしたいなと思うもの。
使いたいと思うものをじっくりと探して 食事作りをしたいなと思いました。
改めて これからも色々勉強していきたいと思った一日でした。
印象に残った言葉は “ 微生物がい心地が良い状態になった時、 自然の力が沢山働いてできたものを我々は頂いています”といったことでした。
謙虚な気持ちって大事だなと思いました
四季大学で薬膳学校が一緒の先輩方とその後 お蕎麦屋を食べに行きました
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芦屋川 むら玄
6月に母と訪れた際には緑がいっぱいでしたがすっかりと季節が変わり紅葉美しかったです。
広々とした待合室で。
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ゆったりした気持ちにならせていただいて 紅葉を眺めて 先輩方と食についてや 仕事や人生の? 色々な話を伺って 自分がどうなっていきたいのかを考える時間となりました
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毎日あわただしく過ぎていきますが 日本四季大学に通ってから、その季節の養生についてじっくりと勉強ができて、食べることの意識も変わってから 四季の移り変わりと次の季節がとても楽しみになりました。
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