ご訪問アリガトウございます。



遅くなりましたが、今年もヨロシクお願いします。

正月関係無し。

カレンダーどおりに仕事でした。



Eテレの「100分で幸福論」という番組を観ました。


幸福・・・難しいテーマです。


文学、経済学、哲学、心理学の分野の名著から「幸福」について読み解く番組でした。


経済学は、紫の髪でおなじみの浜 矩子(のりこ)同志社大学教授です。






中学の社会科で聞いたことのあるアダム・スミスの本から幸福について解説してくれました。

「国富論」「見えざる手」なんか昔、聞いたことがあるような気もします。



アダム・スミスは「道徳感情論」という本も書いています。

その中で

「幸福とは心の平静と楽しみである。」と書いています。


心の平静の条件に次の3つを挙げています。

1.健康なこと
2.負債がないこと
3.良心にやましいところのないこと



他にもあると思いますが、確かにそうです。


また、人間にそなわった大切な能力ととして「共感」があるとしています。


人間が、どんなに利己的なものであったとしても

我々が他人の悲しみを想像することによって

自分も悲しくなることがあるのは明らかである。




弱者・困っている人を見たりしたとき

心の中に公平な観察者が表れる。

心の観察者に逆らって行動すると、人は恥ずかしさや自己嫌悪を感じる。

観察者の声にしたがって行動すれば、心の平静・満足が得られる。



「共感」が人々の行動を変える要因となるとしています。


浜教授は

「共感無き者は、我が身の破滅を呼び込む。」と述べました。



幸せとは「ひとの痛みがわかること」である。


それがない人は不幸である。


浜教授のまとめの言葉です。



番組を通しての「幸福」についての最後のまとめは



ひとりで幸せで居続けるのは困難である。


周りも幸せでなければ、自分の幸せも続かない。


幸福とは

自分へのこだわりから解放されている状態である。


自分だけの幸せにしがみつかないで

人のことを考えるところに本当の幸せが見えてくる。





権力・物やお金ばかり追い求め、手に入れても幸せが待っているかはわかりません。


自分だけの幸せというのは、続かないようです。



人それぞれ幸福の定義が違うし


ず~~~~っと幸福だと思っていられる状態なんて有り得ないのではないでしょうか?





ラブラブしあわせはいつも自分の心がきめるラブラブ



相田みつおさんの言葉が答えのような気がします。 ラブラブニコニコラブラブ