024/7/7でココカラは14周年★『ココカラ エピソード0』を綴りました~ココカラの由縁~
皆さまのお蔭で治療スペースココカラは、14周年を迎えることができました。
ご利用いただき、頼っていただき、
気にかけていただき、応援していただき、
心より、感謝しています。
もちろん至らない点や、ご期待やご希望に添えなかったこと、
ご不満や不快に感じることなどもあるかとは思います。
全てのことを真摯に受け止め、前向きに捉え、
患者さん、院、スタッフが良き方向に進んでいければと。
想像力とアイデアを出し合い、柔軟に、また、ココカラ!と思っております。
(懐かしの旧店舗)
今では、心身共に満点元気で、
仕事も趣味も毎日楽しんでいる私ですが、
ちょっと、20代の頃の話を。
大学を中退して、鍼灸専門学校に入り直して飛び込んだこの世界。
お仕事に、やり甲斐や生きがい
、異常なほどの負けるもんか精神、情熱を持っていて、
今でも褒めてあげたいくらい、音を立てるように勉強も努力もしていたけど、
でも後に思い返すと、今よりもずっと、独りよがりで、プライドも高く、
精神的に弱く、きっと社会的に甘い自分でもありました。
そんな自分を認められず、受け入れられず、
譲歩も妥協も、進め方も、止め方もわからず、
どうにもこうにも動けなくなり、心と体のバランスが崩れて、
パチンと切れてしまって、お仕事が出来なくなった時期がありました。
起きあがれず、ご飯も食べられず、眠れず、外にも出られず、
頻繁に過呼吸を起こし、涙が勝手に流れてきたり、無感情になったり
私にもそんな経験がありました。
西洋の薬に、鍼、漢方などの東洋医学、アロマにヨガに、
カウンセリング、色んな療法を試す日々。
その頃からの同僚だった、今のココカラマネージャー森田は、
常に連絡をくれて、食事や、外に連れ出してくれたり、
電車やバスにも乗れなくなっていた私の送迎などもしてくれて、
献身的に心身のケアをしてくれました。
心配や支援をしてくれた、家族、友達、仲間たちは、
私を、甘やかすではなく『共感・理解』してくれて、
言葉や行動で『寄り添ってくれて』、
色々な形で、色々なことを伝えてくれました。
少しずつ良くなっていくその中で、
「ゆっくり休んで、元気に戻ってきてください(^.^)」
と、待っていてくれたその頃の患者さんや、
診ていたアメフトチームの選手達への気持ちから、
仕事復帰=開業、と考えるようになっていきました。
『共感、理解』してもらい痛感したそのケアやサポート、
『大丈夫だよ』と、『寄り添って』もらいうことの強さや頼もしさ。
鍼やアロマの、優しくもしっかり届く心身への作用。
呼吸法や運動療法、ヨガなどの、体感出来る自律神経への反応。
この感謝の気持ちを、『恩返し』として、
この経験を、『同じように苦しむ人のために』と、
そんなきっかけで、始めたココカラ
こんな経緯で、心と体、ここから!の、ココカラ
という屋号が生まれたのです。
その後、ご縁が繋がり、いい物件を紹介してもらい、
会社となって、総勢5人のスタッフ体勢で、
2010年7月7日にスタートしました。
あれから、14年。
心も体もタフになったし、
色々と丸く柔らかくなりました。
ダメな自分のことも、呆れながらも受け入れられるし、
感情と事実を切り離して、俯瞰する余裕も少しだけ。
患者さんからの嬉しいお言葉が糧になり、
その一言で、悩みも疲れも全て吹き飛び、
よし、またココカラ!とやる気が漲ります。
みんなの力を集めて、恩返しと立ち上げたココカラに、
自分が1番支えてもらっているのだと、常々思っています。
(2011年のチビパキラ)
ココカラの15年目は、原点回帰の年に!と、動いております。
変化の年となると思いますが、
もっと皆さんに、ぐっと近寄って、かゆい所に手が届く。
大きな痛みじゃなくても、気のせいと言われてしまいそうな
『何となくの痛み』こそを共感・理解して、
一緒に良くなる方法を探していけるような。
そんな、温かな柔らかなココカラを目指していきたいと思っています。
長々と書いてしまいましたが、
そういえば、ココカラ創立の経緯をしっかり綴ったことがなかったので、
15年目を迎える今日、皆さんにお伝えしました。
もしかしたら、きっと、やっと言えたんだと思います。
心も体も不安定の先生と思われたくなかったのかもしれませんね(^-^)
みんなおんなじです。
それぞれに悩みや問題があり、それぞれに、頑張っています。
私達に、お手伝いできることがあったら嬉しいです♪
2024年7月7日
ココカラ院長 おおもり(^.^)
皆さんの七夕のお願い事が叶いますように
今日は星空が見えそうですね☆彡
(2024年、こんなに大きく育っています!)