親ができることって何だと思いますか?

 

・・・・

 

答えは

環境作り

 

当たり前?

当たり前と感じたおうちの方は素晴らしい!!

 

でも本当の意味での環境作りってどんなことでしょう?

 

優秀な家庭教師を毎日呼ぶ

有名な塾に通わせる

高価な教材を与える

 

もし裕福なご家庭で↑こんなことできるならそれもある意味『環境作り』です。

でもそれだけで結果がでるでしょうか

正直言って結果が出ないことのほうが多いと思います。

 

実は本質はそこではないんですね。

おうちの方がどれだけ学びに必要な(学びの土台となる)経験を子供たちにさせてあげたかが重要なんです。

やり方は様々ですが、どこのご家庭でも簡単にできることはあります。

「声掛け」です。

もっと言えば「目的を秘めた声掛け」です。

 

例えば、入学前に1~10くらいまでの数の概念がわかっているといいのですが、皆さんはどうやって教えますか?

幼児用問題集を買ってきますか?

急にお母さんがまじめな顔で問題集をやらせてきたら、子供はびっくりしていまいますよね。

 

でも、食事中に「お皿の上にミニトマト何個ある?」とか「スプーン4本持ってきて」などと生活の一部の中で数がでてくると子供たちは気が付かないうちに数の概念を学ぶことができるんですね。

実は3歳くらいからはじめることができて、そうすると入学前までになんと3年もかけて数の概念をゆっくりゆっくり理解することができます。

親の立場としても、3歳だからできなくて当たり前という前提でいられるので、できなくてもストレスを感じませんし、できたら小躍りするくらいうれしいわけです。

 

そうやって毎日の生活の中で「目的を秘めた声掛け」を続けた結果、入学時にはすっかり数の概念が身についているんですね。(訓練が十分にできている状態になっているといえます)

 

今回は数の概念を例に挙げましたが、入学にあたって必要なことはこんなことで身についていきます。

 

ただ、これは子供に必要な力が何かを知らないとできません。

そこで、出てくるのが「習い事」になるわけです。

習い事も親ができる環境作りの一つです。

 

但し、ここでよくある間違いが起こります。

習い事を始めた途端、習い事の先生に丸投げしていまうおうちが多いんです。

月に何回かの数十分の習い事でできることは限られています。

 

大切なことは習い事を通して、おうちの方がお子さんの課題に気が付き

おうちの方が子供たちのサポートすることでようやく意味を成す環境になるのです。

 

私の教室では入学準備のレッスンも親子クラスです。

これはお子さんに今必要な訓練を実際に目の当たりにしてもらい

次のレッスンまでにその必要な力を生活なの中で練習してほしいという想いがあるからなんです。

 

どうでしたか?

環境作り、声がけ、今日から始めてみませんか?

お子さんの飛躍的な成長を見ることができますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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