その日は受診日で、ちょうどその日の朝から出血が始まりました。
診察でそのことを伝え内診へ。
やはり、成長しておらず心臓も止まっていて、稽留流産となりました。
「残念ですが、今回は妊娠継続できませんでしたね…。
でも、初期の流産は、お母さんにもお父さんにも原因があるわけではないですよ。
10組に1組の確率で起こることなので、珍しいことでもないんです。
こうやって、一人目の子は元気に生まれてくれているから大丈夫ですよ。
次はきっと元気に育ってくれます。」
流産が続くという可能性は低いと、先生は話してくださいました。
そして、今回は初期で赤ちゃんも小さいので、このまま自然に出るのを待ってもいいし、大量出血が怖ければ手術でもいいし、どちらでも大丈夫ですがどうしますか?と尋ねられました。
手術が少し怖かったのと、できれば無理矢理掻き出すのではなく産みたいと思ったので、とりあえず一週間待つことにしました。
次の日から少しずつ少しずつ出血が増え、それと共に生理痛と同じ痛みの腹痛も少しずつ出てきました。
15日。
本格的に腹痛が強くなってきました。
でも、出血は少なめ。
産前はずっと生理が重く、1日目は薬を飲まないと動けないくらいでしたが、産後は飲まなくても大丈夫なくらいの生理痛になりました。
今回の腹痛は産前の頃の生理痛に似ていて、だんだん動くのが辛くなっていきました。
夕方頃、ピークで痛くなり(と言っても、まだまだ動ける痛み)何となくトイレに駆け込みました。
トイレに座った瞬間、ツルンと勢いよく何かが出てきました。
と同時に、大量の出血。
出てきたものを確認したいけど、トイレットペーパーやナプキンでも抑えられないくらいの出血で立つことが出来ない。
どうにかこうにかして便器の中を確認すると、直径5センチくらいの白っぽくて丸いものと、それを包むようにくっついた肉の塊でした。
全部で女の人の握りこぶしくらい?
それくらいの大きさのもので、何となく「あ、この丸いのが赤ちゃんだ。」と思いました。
切ない気持ちと知的好奇心?(受精卵が胎児になる過程を見てみたい的な)
何だか複雑な心境でした。
少しだけ触れて、ごめんね、と謝りました。
元気に産めなくてごめんね。
このまま流してしまってごめんね。
トイレから出て、夫に報告しました。
泣きそうになったけど、楽しそうに遊ぶ娘の笑顔につられて笑いました。
ごめんね、じゃないね。
お腹に来てくれて、ありがとう、だね。
自分で出てきてくれて、ありがとう、だね。
こうして、私の2人目妊娠は、気が付いて一ヶ月くらいで終わりました。
