東京都内の国立新美術館で開催中の展覧会へ行ってきました。
ルーヴル美術館所蔵の73点の作品が集結。
展示数は、他の美術展に比べると少なめに感じましたが、古代神話からロマン主義まで、約3世紀にわたる愛の表現?を楽しめる展覧会でした。
「愛」という概念をテーマにした美術展は、珍しいのでは?
「愛」といっても、ピュアでハッピーな恋愛だけではなく、親子の愛、慈しみの愛、一方的な求愛、誘惑の愛、苦悩の愛、傷つく愛など。
愛の始まる瞬間や愛の結末も、さまざまに描かれていました。
「愛」って、形はないけど表現できるものなんですね…。
ただ、その解釈は、受け止める側に委ねられるもの?
予約制(入場制限)ですが、少し混んでいるな、、、
と感じました。
私は、解説を読まないと神話や宗教画の「愛」を読み解けないので、ちょっと大変でした。
外人さんも多かったです。
さすが、ルーヴル!
「愛」がテーマなので、あれこれ語りながら鑑賞するカップルも多かったな。
ロゴデザインを見て、なるほど!
「ルーヴルには愛がある。」とは、
「LOUVRE」には「LOVE」が入っているってことね!
そして、
テーマカラーは、
「フレンチ・ローズ」
(ピンク)
ブーシェやフラゴナール、ヴァトーといった、男女の愛を描いたロココ時代を代表する画家の作品は、本展覧会でも注目作品です。
3人も多用したうっとりピンクは、優美で甘美なイメージにピッタリなロココカラー!
フラゴナールの名を冠したピンクは、フランスの色名にもなっています。
フラゴナール・ピンク
*色再現は、「色の知識」掲載の値参照
外は、桜ピンクとつつじピンクでした。
東京六本木の国立新美術館にて、
6月12日(月)まで開催。
その後、京都市京セラ美術館へ巡回
6月27日(火)~9月24日(日)
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