「シャネル展」CHANELでなくガブリエル・シャネルの展覧会？

『ガブリエル・シャネル展』
Manifeste de mode

東京都の三菱一号館美術館で開催中です。

今週末迄の会期なので、40分待ちの当日券に並んで鑑賞してきました。

ガブリエル・シャネル
フランスのファッションデザイナー

「ガブリエル・シャネル」が興した「CHANEL」というブランドではなく、「ガブリエル・シャネル」というデザイナーの才能と妥協なしの手仕事と計らいのある作品に焦点を当てた展覧会。

なので、ショップには、メジャーや刺繍糸、ブレード（縁飾り）などの手芸関連のグッズが並んでいました。

シャネルの発表した膝丈のブラックドレスは、その後のファッションの“モダン”となり、黒もその基本色になりました。

多数のブラックドレスが展示されていますが、黒は黒でも、素材の光沢感やデザインによって、どれも違う黒！

全ての色を包括する色として、黒を選んだといいます。

この先もきっと受け継がれていく色褪せない色と確信して、単色の黒を選んだのかな…？とも感じました。

女性のファッションに大きな革命を起こしたシャネル。

シャネルの美学とこだわり
一貫したエレガンス
上品さと実用性の共存

新しくて美しいものを生み出したシャネルの信念を知ることができた展覧会でした。

東京都（丸の内）三菱一号館美術館にて、9月25日(日)まで開催。