銀座メゾンエルメスで開催中の展覧会に行って来ました。
「ル・パルクの色 遊びと企て ジュリオ・ル・パルク展」。
ジュリオ・ル・パルク
アルゼンチン出身、フランスを拠点に活動する92歳の現役アーティスト。
「色」がテーマの日本初個展とのこと。
上階にあるアート・ギャラリーへ行くエレベーターの中にも展示がありました。
黒と白は、初期の作品。
やがて、自ら実験を試み、構想した14色のみを使った作品シリーズを展開。
実験中…？↓
パルク氏は、
“この14色は同じ分だけ好きで、どれか1色をひいきすることはない”
という。
14色の組み合わせによるバリエーション。
使う色は同じでも、連続させて、配列を変えて、そして形へ。
色の可能性の追及と色の表現力への挑戦
「遊びと企て」と題されているように、計算しつくされた視覚的な仕掛け。
正面から見たり、横から見たり。
上から見たり、下から見たり。
内から見たり、外から見たり。
静止して見たり、動きながら見たり。
カラフルなグラデーションとリズムが美しくて、愉しい。
色のシャワーを浴びているようでした。
銀座メゾンエルメスフォーラムにて、11月30日まで開催されています。
言わずと知れた高級店ですが、アート鑑賞なら気後れしないで入れます。
◆全て写真撮影可
◆入場無料
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