コーヒーとお菓子を持ち込み、ある企画の打ち合わせで。
ふと、気づいたら…
ゴディバのショコラロールクッキーと亀田製菓の梅のり巻のパッケージが同じ色
思わず写真に。
商品もイメージも違うのに、おもしろい。
クッキーは、ラズベリー味。
色名にもある「ラズベリー」は、木苺の色のような赤紫。
フランス色名では「フランボワーズ」。
2008年、ファッションカラーで紫~赤紫系の色域が「ベリーカラー」という用語で流行しています。
「Framboise」
*色再現は、『フランスの伝統色』(城一夫先生著)の色彩見本の値参照
梅のり巻は、梅風味のイメージの色だと思われます。
花色の色名は「紅梅色」。
*色再現は、JIS採録の色名の近似値
伝統色では、梅は「赤みの」という修飾語の意味でも使われていたようです。
例えば、
「梅鼠」は、赤みの(ピンクがかった)鼠色。
「梅紫」は、赤みの紫。
ラズベリークッキーと梅のり巻。
どちらも美味で、どちらも美色でした。
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