街で、スーツ姿の就活生を見かけます。
女子学生の就活スーツは、黒が主流。
昔は、紺が定番でしたよね。
いつから、なぜ黒に変わったのか?
調べてみました。
求人情報サイトやスーツ販売会社の調査によると、2000年頃に増え始め、03年頃には迷わず黒が選ばれるようになったようです。
(今、40代以上は、紺世代ですね…。)
理由は、不況による就職氷河期。
入社後も冠婚葬祭用に使える節約志向
汚れが目立たないので長く着用できる
無難にまとめて、多数派に属する風潮
などが挙げられていました。
就職難や不況。
時代が、重くて暗いイメージのある「黒」へと変えていったのかも…?
とまとめてもいいのですが、他にも若人らしい理由があってほしいと思う私。
そもそも、就職難であれば、より個性を発揮した方がよさそう…。
だから、先駆けて黒を着用した学生たちがいたわけで…。
時は、ミレニアムでもあり…。
心理的にも、同調行動が誘発されやすかったのかも…。
ファッションでも、2001年に黒が流行しています。
定番色の中で一時的に人気を落としていた黒が勢いを戻した年。
オシャレに見えること
時代の雰囲気を変えたい欲求
流行への若者の関心
冠婚葬祭より普段使いができること
なども、黒への変化の理由だったのでは?
定番から変化した色や流行色。
その色から、時代背景をあれこれ個人的に読み解いてみるのも興味深いです。
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ
ファションの配色セオリー『3色までに抑えるとまとまりよく決まる』を基に、
・色のしくみ
・色の選び方やまとめ方のコツ
・バランスのよい配色の考え方
などをお伝えします。ぜひ、気軽に学びにお越しください。
➡『配色センスアップ体験講座』の概要、開催日程は、こちらへ。