先日、庭の木に たわわに実ったと

柿のおすそ分けを頂きました。

秋に橙色が思い浮かぶのは、

現代では少なくなった季節感のある

果物だからでしょうか…?

(近頃は、ハロウィンが関係してそうですが…。)

 

『さるかに合戦』では、猿が赤い柿を
美味しそうに食べ、まだ青くてかたい
柿を、木に登れない蟹に投げつけて
いましたね。
かに座

 

農家でも、色を活用して収穫時期を
実の色づきで判断しているようです。

 

柿のカラーチャート手袋という商品

あります。

 

手元の手袋の色で、収穫時の成熟

具合が一目で判定できるそうです。

 

柿は、9月半ば頃から黄緑、黄、橙、
朱赤へと急速に変化するそうです。

 

色名の「柿色」は、色濃い橙色です。

 

この柿色の頃が美味しいのですが、
早すぎれば甘みが足りず、
熟すと柔らか過ぎて、ぶよぶよに…。

(私は、熟れ過ぎのじゅくじゅくが苦手…)

 

生産者の方は、食べ頃を見込んで

収穫してくれますが、手袋の色と照合

して採れば、収穫時間も収穫のロスも

減るという訳です。

 

人間は、色を正確に記憶するのは苦手
ですが、色を比べて合わせるのは得意
なんだそうですよ。

 

そこを上手く活用したアイディア商品
ですね。
ひらめき電球

 

柿の色を活用したことわざと言えば、
「柿が赤くなれば、医者は青くなる」

 

秋の過ごしやすさと柿の栄養価の高さ
の喩えのようです。
イチョウ

 

たくさん頂いたので、毎日ありがたく
食べ、せっかくなので
「隣の客はよく柿食う客だ。」と声に
出し、滑舌も鍛えてます。
筋肉