4月1日はエイプリルフール。

 

ということで、「嘘は何色?」
かを調べてみました。

1嘘の色といえば、赤。

 

「真っ赤な嘘」といえば、
紛れもない、全くの嘘。

 

「赤」は、古くは「明らか」という
状態をあらわす言葉として使われて
いました。

 

「全く」という意味では、
「赤の他人」や「赤っ恥をかく」。

 

また、「何もない」と意味で
「赤裸々」「赤貧」「赤手」などの
言葉があります。

 

2続いて、嘘の色は白と黒。

 

英語の「white lie(白色の嘘)」は、
悪意のない嘘、罪のない嘘、相手を
傷つけないためにつく嘘のこと。

 

嘘でも、優しさが感じられます。

 

日本語の「白」にも、「罪がない」
という意味がありますね。

 

「潔白」や刑事ドラマでの「シロ」
はその意味で使われます。

 

逆に、あまりいい意味ではない
白い嘘が日本にあります。

 

「白」は、はっきりしている様子を
あらわす言葉でもあります。

 

「あからさま」という意味で、
「白々しい嘘」は、偽りであること
が見え透いている意味になります。

 

「白(シラ)を切る」も、知っている

のに、わざと知らないふりをする

意味では嘘をつくことですよね。

 

英語の「black lie(黒色の嘘)」は、
悪質な嘘。

 

日本の「黒」にも暗い闇という
イメージがあります。

 

「勝負や正誤をはっきりと決める」
という意味で、
「白か黒か?」と

問いますね。
これも刑事ドラマでよく聞きます。

 

3もうひとつ「見え透いた嘘」

 

隠す気がないバレバレの嘘ですが、
まさに透明色でしょうか…?

 

嘘の色は、やはり悪い意味が

多いですね。

 

こうして考えてみると、色は色名と

いう視覚の情報以外にも、ある意味

を持って日常の会話の中で使われて

いるものですね…

 

嘘はよくはありませんが、今日は
誰も傷つけないユ二ークな嘘で
楽しい1日をお過ごしください。

 

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